No.1

No.1 2003.11.19 【編集人】特定非営利活動法人
海から海へ 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町
4-2-11 エビスビル 401 燦葉出版社内
TEL. 03-3241-0049 FAX. 03-3241-2269
Email: office@umi.or.jp URL: http://umi.or.jp
秋のサファリパーク 1167x910 c1994 Mizuki Tanaka
海から海へ は、
「みずき美術館」を設立いたします。
海からいただいたものを海へお返しする活動の一つです。
年会費:正会員
3,000 円以上
協力会員
1,000 円以上
賛助会員(団体) 30,000 円以上
振込先
口座名称:特定非営利活動法人
海から海へ
郵便振替:00110−0−684539
または
銀行口座:みずほ銀行 調布支店
普通預金 8082621
ご寄付の場合も上記宛にお願いします。
ごあいさつ
菊薫る候、皆様におかれましてはますます
ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、特定非営利活動法人 海から海へ は、
本年 7 月 8 日内閣府へ設立申請後、3 ヶ月の
公告期間を経て 10 月 1 日内閣府生活局から認
証を得ました。10 月 7 日東京法務局にて登記
をし、法人としての設立手続きを完了いたし
ましたことをご報告いたします。設立に当た
り、多くの皆様から暖かい励ましをいただき
ましたことを、役員を代表し厚く感謝申し上
げます。
海から海へ の事業は主に皆様からの会費
とご寄付で成り立ちます。会員には正会員、
協力会員、賛助会員の 3 種があります。
(正会
員のみ社員と言います。社員は総会へ出席す
る権利があります。)
会員の皆様には会報をお届けします。会報
「海から海へ」では、事業のご案内と成果の
報告などを年4回お知らせいたします。
私たち 海から海へ は、どの人も大切にさ
れるための方法を考え、実践したいと思いま
す。すてきなものに感動し、そこからネット
ワークが生まれ、人と人とがつながって新た
なものを生み出し、ともに育っていく場とな
るよう活動をしていきたいと思います。
私たちはみな、大切に思われる誰か、話を
聞いてもらえる誰かを必要とします。
「 面白い
ね」と笑い、
「悲しいね」と泣いてくれる相手
が必要です。誰もがみな、お互いその相手に
なることが可能です。私たちはそのお手伝い
をさせていただきます。
新しい活動ですから、皆様とともにいろい
ろな形で勉強をしながら進みます。まず、東
京都と新潟県から活動をスタートさせます。
皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上
げます。
特定非営利活動法人(NPO)とは?
今日、社会福祉、健康、医療、教育、環境、
芸術、文化などにおいて、行政でも企業でも
解決できない多くの公共的な問題があります。
そのような分野において、民間団体が、政府
や企業と対等な立場で社会活動ができるよう
法人格を得たものが、民間非営利組織
(Non-Profit Organization, NPO)です。法人
とは、社会的活動の単位となっている組織体
であって、民法上の契約主体としての権利能
力を与えられたものです。非営利とは、利益
を関係者に分配するのではなく、事業に再投
資することを意味します。
民間非営利組織には、①1896 年 民法 34 条
で規定された財団法人・社団法人 ②1951 年
社会福祉法などで制定された社会福祉法人・
学校法人・宗教法人・医療法人など ③1998
年 特定非営利活動促進法(NPO法)で制定
された特定非営利活動法人の3種があり、③
の特定非営利活動法人をNPOと言うのが一
般的です。NPO法は 1995 年の阪神淡路大震
災での個人や市民団体などの活躍がきっかけ
で制定されました。
NPOには、社会的信用が得られ公的助成
が受けやすいこと、営利目的ではないことを
理解してもらえるなどの非営利法人に共通の
メリットに加え、縦割りの主務官庁を持たず、
柔軟な活動が可能であり、認可にあたり基本
財産を要求されないなどの特徴があります。
2003 年 11 月 19 日
特定非営利活動法人 海から海へ
理事長 阿部公輝
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敷居が高いとお考えの方、また進んで専門的
援助を受けたいと望まれる方はもちろんのこ
と、最近の事件でも論議のあった発達障害を
持つ子の親やその関係者、さらに、不登校、
ひきこもりについても、専門家がご相談をお
受けします。
誰でもお気軽に来訪できるよう、相談室の
立地にも配慮いたします。
カウンセリングのほかに、自律訓練法、プ
レイセラピーや言語治療など有効な心理的療
法やガイダンスを受けることができます。
どうぞお気軽にご連絡ください。
連絡先: ai@umi.or.jp
活動の分野
海から海へ は、NPO法で規定された12分野
の市民活動のうち、次の10分野の活動を行い
ます。
(1) 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
(2) 社会教育の推進を図る活動
(3) まちづくりの推進を図る活動
(4) 学術、文化、芸術又はスポーツの振興
を図る活動
(5) 人権の擁護又は平和の推進を図る活
動
(6) 国際協力の活動
(7) 男女共同参画社会の形成
(8) 子どもの健全育成を図る活動
(9) 職業能力の開発又は雇用機会の拡充
を支援する活動
(10)以上の活動を行う団体の運営又は活
動に関する連絡、助言又は援助の活動
相談内容の例
・
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具体的には、現在以下のような事業を予定し
ています。
こころとふくしの相談室
2004年開設予定
育児
発達障害、障害をもつ人の地域生活
不登校、ひきこもり、思春期、教育
人間関係、自己、ストレス、不安、うつ
夫婦、家庭、親子、嫁姑
コミュニケーション、恋愛
暴力、依存
会社、仕事
その他
グループホーム《きく》
東京都調布市
2004 年開設予定
新潟県寺泊町
障害をもつ人が、地域で安心してその人ら
しく生き生きと暮らすための一つの方法とし
て、グループホームがあります。私たちは、
知的障害者グループホームを開設する予定で
す。
新潟県寺泊町は、日本海端にあります。
「 春、
暖かな風に吹かれたとき、海も背伸びをして
いるように見えました。夏、ほてった体を波
に包ませ、青い空と白い入道雲をいつまでも
目で追ったあの日のこと。秋、海水浴客が帰
った後の浜辺を、ひとり歩くのが好きで帰宅
が遅れ、母に叱られました。冬、季節風が荒
現代社会においては、悩みのない方はほと
んどいないといっても過言ではありません。
悩みは人間の発達に意味のあることですが、
ストレスを抱えるような状態になれば、対処
が必要になります。その解決のためには、社
会的な制度や知識も必要となります。また、
信頼のおける熟達した心理臨床家から、それ
ぞれの方が人の価値を認識し、意味のある人
生へ向かうための支援を受け取ることも必要
になります。
当相談室では、不安な心理状態のまま、長
年悩み続けておられる方、カウンセリングは
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れ狂い、十メート
ル以上の高波が赤
佐渡島
い灯台を飲み込み
ます。ドキドキし
ながらあきずに眺
めていました。今
寺泊
でも鮮やかに、海
のシーンが蘇りま
す」
(田中愛子、田中瑞木「絵はコミュニケー
ション」燦葉出版 1998)と書かれた場所です。
その地には、障害をもつ子どもの母親にな
った娘を気遣い、長い夏休みには孫を預かり
かわいがった故長濱菊江さんが住んでいた家
があります。このたびその家が、グループホ
ームとして使用されることになりました。現
在、海から海へ は開設の準備をすすめている
ところです。
生まれてきた意味は皆同じ、上下もない、
貴賎もない、美醜もない、強弱もない、男も
女もない、障害のある人もない人も同じ人間、
とのメッセージを、海から海へ は《きく》の
場から発していければと思います。
みずき美術館
この会報の表紙は毎号、田中瑞木さんの絵
で飾ります。瑞木さんの 60 余点の絵がいつで
も誰でも見られるように、みずき美術館を設
立する準備をしています。ご協力をお願いし
ます。
役員
本法人の役員です。どうぞよろしくお願い
いたします。
理事長
阿
部
公
輝
副理事長
阿
部
愛
子
理
白
井
隆
之
同
本
間
康
浩
同
山
川
高
安
監
事
事
徹
幸
子
編集後記
海は私たちの故郷です。大事な海のことは
いつも忘れています。今日も明日も明後日も
私たちが謙虚になる日を海はじっと待ってい
ます。海は今までとは違う価値観をもって、
ゆっくりでもいいと、そして平らで豊かなこ
ころを学びなさいと、教えてくれます。
春夏秋冬、「海から海へ」は皆様に海から
の伝言をお届けいたします。これからもご期
待ください。
(愛)
特定非営利活動法人 海から海へ
Eメールアドレス:office@umi.or.jp
HPアドレス:http://umi.or.jp
2003 年 11 月 19 日 海から海へ No.1
発行責任者
阿部公輝
〒182-0026 東京都調布市小島町 1-1-1 RD504
Tel 0424-87-2398 Fax 0424-87-7534
おばあちゃんと海到くん
727x606 c1988 Mizuki Tanaka
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