平成27年3月30日~4月5日

衛 研 第 1 − 1 号
平成27年 4月 8日
感染症発生動向調査事業
各 関 係 機 関 の 長 様
埼玉県衛生研究所長
感染症発生動向調査事業週単位情報の送付について(通知)
このことについて、別添のとおり送付いたします。
担 当
電 話
FAX
e-mail
埼玉県衛生研究所 感染症疫学情報担当
0493−59−9325
0493−59−9613
p5349952@pref.saitama.lg.jp
平成 27 年 4 月 8 日
彩の国 埼玉県
埼玉県感染症発生動向調査事業
感染症患者発生情報(週報)
埼玉県内情報 平成 27 年 第 14 週 (平成27年3月30日∼平成27年4月5日)
今週の注目される疾患
全数把握対象疾患では、一類、二類(結核を除く)の届出はなかった。三類感染症は、腸管出血性大腸菌
感染症 4 人の届出があった。四類感染症は、レジオネラ症 1 人の届出があった。五類感染症は、侵襲性肺
炎球菌感染症 3 人、梅毒 2 人の届出があった。
定点報告対象疾患では、伝染性紅斑(0.92→0.88)の定点当たり報告数は前週と比べ微減に留まり、依然
多い状況が続いている。保健所別では、春日部(1.25→2.17)保健所管内で大きく増加し、加須(2.00)、川
越市(1.63)保健所管内からの報告が多い。水痘(0.60→0.85)の定点当たり報告数は、前週より増加した。
保健所別では、熊谷(0.56→2.78)、本庄(0.00→2.00) 保健所管内で大きく増加し、幸手(1.22)保健所管内
からの報告が多い。年齢階級別では、5 歳が最も多い。流行性耳下腺炎(0.76→0.49)の定点当たり報告数
は、前週より減少したが、前年の同時期よりやや多い。保健所別では、加須(2.67)保健所管内で多い状況
が続いている。インフルエンザ(1.64→1.41)の定点当たり報告数は前週より減少したが、全保健所からの
報告があり、今しばらくは注意が必要である。保健所別では、川口(2.44)、越谷市(2.00)、狭山(1.76)、草
加(1.71)保健所管内からの報告が多い。眼科定点報告対象疾患では、流行性角結膜炎 27 人の報告があり、
前週(18 人)より増加した。保健所別では、さいたま市(16 人)保健所管内からの報告が多い。基幹定点報告
対象疾患では、マイコプラズマ肺炎 2 人、感染性胃腸炎(ロタウイルス)11 人、インフルエンザ(入院)1 人
の報告があった。感染性胃腸炎(ロタウイルス)は基幹定点 4 ヵ所から 11 人の報告があり、前週(3 ヵ所か
ら 7 人)より増加し、多い状況が続いている。
<全数把握対象疾患の患者情報>
一類感染症 報告なし
二類感染症 報告なし(結核を除く)
三類感染症 腸管出血性大腸菌感染症
4人 (病型 患者 1人、無症状病原体保有者 3人
血清型 0157 3人、不明 1人)
四類感染症 レジオネラ症
1人 (病型 肺炎型)
五類感染症 侵襲性肺炎球菌感染症
3人
梅毒
2人 (病型 早期顕症Ⅰ期 2人)
―― 感染症情報センターからのお知らせ ――
4月1日、越谷市保健所が開設され、今週から週単位情報の集計対象が16保健所となりました。
※1 この情報に関する御質問・御意見等がございましたら、下記まで御連絡ください。
衛生研究所 感染症情報担当者会議(感染症疫学情報担当) TEL: 0493-59-9325 FAX: 0493-59-9613
e-mail: p5349952@pref.saitama.lg.jp URL: http://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/index.html
※2 全国の感染症発生動向に関する情報は、国立感染症研究所の感染症疫学センターホームページ
(URL: http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html )で御覧になれます。
<定 点 把 握 対 象 疾 患 の患 者 情 報 >
伝染性紅斑
県 内 14 保 健 所 か ら 報 告 が あ っ た 。保 健 所別 で は 、春 日部 (2.17)、加 須(2.00)、川 越 市 (1.63)
保健所管内からの報告が多い。
伝染性紅斑(埼玉県)
4.00
定点当たり報告数
3.00
2.00
1.00
0.00
1
2
3
4
5
6
2011年
2012年
7
8
2013年
9
10
2014年
11
12
月
2015年
感 染 性 胃 腸 炎 (ロ タ ウ イ ル ス )
基 幹 定 点 4 カ 所 か ら 報 告 が あ り、 保 健 所 別 で は 坂 戸 6 人 、 狭 山 2 人 、 越 谷 市 2 人 、 さ い た
ま市 1 人の報告があった。
感染性胃腸炎(ロタウイルス)
2.00
定点当たり報告数
1.50
1.00
0.50
0.00
1
2
3
4
5
6
7
2014年
8
9
10
11
12
月
2015年
−イ ンフ ルエ ンザ ウイ ル ス検 出状 況 −
今 週 ま で に 新 た に 検 出 さ れ た ウ イ ル ス は 、 川 口 (1人 )、 熊 谷 (1人 )保 健 所 管 内 で 採 取 さ
れ た 2検 体 か ら 、 新 た に B型 2件 が 検 出 さ れ た 。 9月 (第 36週 )以 降 の 検 出 は 、 AH3(A香 港 )が
143件 と 最 も 多 く 、AH1pdm09が 1件 、B型 が 14件 の 計 158件 で あ る 。
週別インフルエンザウイルス検出状況
25
検
出
件
数
20
15
10
5
0
36 38 40 42 44 46 48 50 52 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34
2014年
AH1pdm09
週数
2015年
AH3
Bビクトリア系統
B山形系統
B系統不明
感染症発生状況(全数把握対象疾患)
(第14週)
今週
届出
一類感染症
エボラ出血熱
クリミア・コンゴ出血熱
痘そう
南米出血熱
二類感染症
急性灰白髄炎
結核*
ジフテリア
重症急性呼吸器症候群(SARS)
三類感染症
コレラ
細菌性赤痢
腸管出血性大腸菌感染症
四類感染症
E型肝炎
ウエストナイル熱
A型肝炎
エキノコックス症
黄熱
オウム病
オムスク出血熱
回帰熱
キャサヌル森林病
Q熱
狂犬病
コクシジオイデス症
サル痘
重症熱性血小板減少症候群
腎症候性出血熱
西部ウマ脳炎
ダニ媒介脳炎
炭疽
チクングニア熱
つつが虫病
デング熱
東部ウマ脳炎
五類感染症
アメーバ赤痢
ウイルス性肝炎(E型・A型を除く)
(2015年 4月 7日 15:00集計)
今週
累
届出
計
累
計
ペスト
マールブルグ病
ラッサ熱
-
4
中東呼吸器症候群(MERS)
- 鳥インフルエンザ(H5N1)
鳥インフルエンザ(H7N9)
腸チフス
2 パラチフス
13
1
1
1 鳥インフルエンザ(H5N1を除く)
ニパウイルス感染症
5 日本紅斑熱
日本脳炎
ハンタウイルス肺症候群
1 Bウイルス病
鼻疽
ブルセラ症
ベネズエラウマ脳炎
ヘンドラウイルス感染症
発しんチフス
ボツリヌス症
マラリア
野兎病
ライム病
リッサウイルス感染症
リフトバレー熱
類鼻疽
レジオネラ症
レプトスピラ症
2 ロッキー山紅斑熱
侵襲性肺炎球菌感染症
水痘★
先天性風しん症候群
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症
梅毒
急性脳炎
播種性クリプトコックス症
クリプトスポリジウム症
クロイツフェルト・ヤコブ病
1 破傷風
劇症型溶血性レンサ球菌感染症
4 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症
後天性免疫不全症候群
6 バンコマイシン耐性腸球菌感染症
ジアルジア症
1 風しん
侵襲性インフルエンザ菌感染症
5 麻しん
薬剤耐性アシネトバクタ−感染症
侵襲性髄膜炎菌感染症
指定感染症
該当疾患は無し
9
2
5
12
1
14
3
28
1
2
16
1
1
2
2
1
水痘★ : 患者が入院を要すると認められるものに限る。
ウイルス性肝炎(A型・E型を除く)再掲
累計 B型
2
C型 D型
その他
累計は診断日で集計
*結核は月単位で集計、別に掲載します。
口
霞
巣
川
朝
鴻
庄
谷
須
本
熊
加
戸
加
山
坂
草
狭
( − :
さいたま
市
越 谷 市
川 越 市
手
幸
春 日 部
父
秩
東 松 山
県
全
保
所
#
1
R
S
ウ
イ
ル
ス
感
染
症
咽
頭
結
膜
熱
咽A
頭群
炎溶
血
性
レ
ン
サ
球
菌
報 告 数
352
19
35
276
定点当たり
1.41
0.12
0.22
1.77
報 告 数
61
4
5
36
定点当たり
2.44
0.25
0.31
2.25
報 告 数
26
1
20
定点当たり
1.30
0.09
1.82
報 告 数
23
1
17
定点当たり
1.21
0.08
1.42
報 告 数
7
6
定点当たり
0.88
1.20
報 告 数
1
1
定点当たり
0.20
0.33
報 告 数
6
3
9
定点当たり
0.86
0.75
2.25
報 告 数
20
3
23
定点当たり
1.43
0.33
2.56
報 告 数
11
6
定点当たり
1.10
1.00
報 告 数
7
3
定点当たり
0.70
0.50
報 告 数
13
2
8
7
定点当たり
0.93
0.22
0.89
0.78
報 告 数
9
1
1
5
定点当たり
1.00
0.20
0.20
1.00
報 告 数
29
1
17
定点当たり
1.71
0.09
1.55
報 告 数
44
4
5
33
定点当たり
1.76
0.25
0.31
2.06
報 告 数
11
1
2
25
定点当たり
0.85
0.13
0.25
3.13
報 告 数
26
1
2
18
定点当たり
2.00
0.13
0.25
2.25
報 告 数
58
4
5
50
定点当たり
1.41
0.15
0.19
1.85
0.00 )
#1 鳥インフルエンザを除く
健
イ
ン
フ
ル
エ
ン
ザ
1,104
7.08
131
8.19
79
7.18
75
6.25
62
12.40
7
2.33
32
8.00
106
11.78
7
1.17
14
2.33
38
4.22
38
7.60
59
5.36
117
7.31
68
8.50
22
2.75
249
9.22
感
染
性
胃
腸
炎
133
0.85
7
0.44
12
1.09
12
1.00
1
0.20
8
2.00
25
2.78
1
0.17
4
0.67
11
1.22
2
0.40
5
0.45
4
0.25
6
0.75
9
1.13
26
0.96
15
0.10
3
0.27
3
1.00
1
0.17
3
0.33
1
0.09
2
0.13
1
0.13
1
0.04
137
0.88
18
1.13
9
0.82
3
0.25
3
0.75
8
0.89
12
2.00
13
2.17
4
0.44
1
0.20
8
0.73
6
0.38
13
1.63
5
0.63
34
1.26
報告患者数
水
手
伝
痘
足
染
口
性
病
紅
斑
98
0.63
11
0.69
10
0.91
6
0.50
3
0.60
2
0.50
5
0.56
6
1.00
2
0.33
2
0.22
4
0.80
8
0.73
8
0.50
3
0.38
5
0.63
23
0.85
1
0.01
1
0.08
-
保健所別
突
百
発
日
性
咳
発
し
ん
流
行
性
耳
下
腺
炎
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
-
13:00集計
2
0.20
*
*
*
*
1
1.00
1
1.00
*
*
*
*
*
*
*
*
-
平成27年3月30日∼平成27年4月5日)
無
マ
急
流
細
菌
イ
性
行
菌
性
コ
出
性
性
髄
プ
血
角
髄
膜
ラ
性
結
膜
炎
ズ
結
膜
炎
マ
膜
炎
#
肺
炎
2
炎
3
76
1
27
0.02
0.49
0.03
0.68
9
*
0.56
*
6
5
0.55
1.67
2
1
1
*
0.17
0.33
0.33
*
3
0.60
1
*
*
0.33
*
*
1
1.00
16
*
2.67
*
*
*
9
1.00
2
1
0.40
1.00
4
*
0.36
*
6
3
0.38
0.60
*
*
2
16
0.25
2.00
1
2
16
0.04
0.07
2.00
#2 真菌性を含む
#3 オウム病を除く
4月
7日
ナ
(第14週
ヘ
ル
パ
ン
ギ
#
3
ク
ラ
ミ
ジ
ア
肺
炎
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
-
感
染ロ
性タ
胃ウ
腸イ
炎ル
ス
11
1.10
*
*
*
*
*
*
*
*
6
6.00
*
*
2
2.00
*
*
2
2.00
1
1.00
)
(
感 染 症 発 生 動 向 調 査 週 情 報
イ
ン
フ入
ル院
エ
ン
ザ
1
0.10
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
1
1.00
-
)
(
ー
276
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
15
137
98
1
3
76
手足口病
伝染性紅斑
突発性発しん
百日咳
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
27
流行性角結膜炎
2
-
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎 #3
1
3
#1 鳥インフルエンザを除く
18
-
-
-
37
1
1
3
57
1
3
6
-
1
-
44
7
5
6
148
4
5
4
-
1
-
-
-
-
0歳
-
-
-
8
-
1
-
-
1-4
1
-
-
2
-
-
-
-
5-9
-
-
ー6ヵ月 12ヵ月 1歳
-
-
1
-
-
-
-
7
-
-
5
ー6ヵ月 12ヵ月 1歳
1
1
-
3歳
4
1
-
2
14
1
14
124
37
6
1
3歳
12
3歳
3
-
4歳
17
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
#2 真菌性を含む
-
-
-
-
-
-
25-29
1
-
5歳
13
-
-
-
26
15
-
1
30
88
33
3
-
5歳
14
5歳
-
-
-
-
-
-
30-34
1
-
6歳
12
-
-
-
19
3
11
73
38
3
-
6歳
23
6歳
年齢別
3
18
101
32
4
-
4歳
24
4歳
10-14 15-19 20-24
1
-
2歳
1
1
-
15
10
1
6
133
16
8
2
2歳
9
2歳
報告患者数
ー6ヵ月 12ヵ月 1歳
※ 表 中 の 数 値 は 各 定 点 か ら の 報 告 数 ( − : 0 )
(入院)インフルエンザ
11
-
無菌性髄膜炎
感染性胃腸炎(ロタウイルス)
-
細菌性髄膜炎 #2
合計
1
急性出血性結膜炎
合計
133
水痘
1,104
35
咽頭結膜熱
感染性胃腸炎
19
合計
352
RSウイルス感染症
インフルエンザ #1
合計
感 染 症 発 生 動 向 調 査 週 情 報
1
-
8歳
7
-
-
-
9
-
11
41
25
1
-
8歳
17
8歳
-
-
9歳
7
-
-
-
7
-
3
24
20
-
-
9歳
15
9歳
16
23
-
-
-
-
1
-
1
19
2
-
-
-
-
-
-
1
-
1
142
9
-
1
35
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
42
20
8
9
1
-
1
-
3
-
5
-
-
-
-
-
-
-
-
-
#3 オウム病を除く
-
-
-
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
70∼
4
1
1
-
2
-
-
-
10-14 15-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70∼
3
-
-
-
8
-
8
93
30
1
-
10-14 15-19 20∼
44
3
10-14 15-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-79 80∼
平成27年3月30日∼平成27年4月5日)
35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69
1
-
7歳
12
-
-
-
19
-
21
54
29
1
-
7歳
16
7歳
(第14週
全国・関東情報
第 12週
(
3月16日∼3月22日
)
平成27年4月8日
インフルエンザの定点当たり報告数は第5週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は高知県
(11.29)、大分県(7.78)、沖縄県(7.22)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおけ
る報告数は203例と前週と比較して減少した。都道府県別では43都道府県から報告があり、年齢別では0
歳(8例)、1∼9歳(33例)、10代(7例)、20代(4例)、30代(2例)、40代(3例)、50代(10例)、60代(18例)、70
代(30例)、80歳以上(88例)であった。
RSウイルス感染症の報告数は1,043例と第5週以降減少が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が
全体の約74%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期(前
週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(1.03)、宮崎県(0.86)、山形県
(0.83)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は石川県(7.07)、鳥取県(6.47)、山形県(6.13)である。感染性
胃腸炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は大分県(18.42)、福岡県(12.97)、佐賀
県(12.00)である。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は石川県(1.14)、山形県
(1.03)、沖縄県(0.94)である。手足口病の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較し
てかなり多い。都道府県別の上位3位は沖縄県(1.94)、島根県(1.83)、福井県(1.14)である。伝染性紅斑
の定点当たり報告数は第9週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は石川県(1.10)、東京都
(0.86)、埼玉県(0.83)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位2位は広島県
(0.06)、宮崎県(0.06)、沖縄県(0.06)、福井県(0.05)、鳥取県(0.05)である。
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(1.60)、石川県
(1.60)、宮城県(1.17)、佐賀県(0.67)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は
増加した。43都道府県から236例報告があり、年齢別では0歳(32例)、1∼4歳(163例)、5∼9歳(30例)、10
代(2例)、20代(3例)、30代(3例)、60代(1例)、70歳以上(2例)であった。
<関東情報>
伝染性紅斑の定点当たり報告数は、東京都(0.86)、埼玉県(0.83)からの報告が多い。
全国
インフルエンザ #1 RSウイルス感染症
咽頭結膜熱
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
感染性胃腸炎
水痘
手足口病
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
伝染性紅斑
報告数
定点当たり
突発性発しん
報告数
定点当たり
百日咳
報告数
定点当たり
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
報告数
定点当たり
報告数
急性出血性結膜炎
定点当たり
報告数
流行性角結膜炎
定点当たり
報告数
定点当たり
細菌性髄膜炎 #2
報告数
定点当たり
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
クラミジア肺炎 #3
報告数
定点当たり
感染性胃腸炎(ロタウイルス)
報告数
定点当たり
関東地域
18,972
3.85
1,043
0.33
1,072
0.34
9,228
2.94
22,945
7.30
1,523
0.48
1,308
0.42
1,285
0.41
1,388
0.44
30
0.01
106
0.03
946
0.30
11
0.02
226
0.33
14
0.03
15
0.03
110
0.23
8
0.02
236
0.50
#1 鳥インフルエンザを除く
4,277
2.88
148
0.16
301
0.32
2,819
3.01
6,678
7.14
493
0.53
142
0.15
635
0.68
462
0.49
9
0.01
12
0.01
231
0.25
3
0.01
84
0.41
4
0.05
4
0.05
14
0.17
4
0.05
37
0.45
茨城県
栃木県
254
2.12
6
0.08
31
0.41
259
3.45
468
6.24
19
0.25
22
0.29
20
0.27
17
0.23
-
-
-
-
3 0.04 13
0.17
9
0.53
2 0.15 4
0.31
#2 真菌性を含む
群馬県
200
2.63
9
0.19
6
0.13
86
1.79
165
3.44
24
0.50
16
0.33
18
0.38
28
0.58
1
0.02
346
3.53
6
0.10
32
0.53
208
3.47
396
6.60
19
0.32
43
0.72
27
0.45
35
0.58
1
0.02
4
0.07
9
0.15
2
0.04
4
0.33
4
0.57
17
1.21
2 0.25 1
0.13
2
0.25
8
1.00
埼玉県
778
3.18
32
0.21
50
0.32
502
3.24
1,302
8.40
97
0.63
22
0.14
128
0.83
74
0.48
2
0.01
1
0.01
76
0.49
1 0.02 7
0.17
1
0.10
3 0.30 -
#3 オウム病を除く
7
0.70
千葉県
平成27年 12週
東京都
神奈川県
1,023
4.89
19
0.14
81
0.61
392
2.97
752
5.70
50
0.38
6
0.05
83
0.63
61
0.46
1
0.01
1
0.01
52
0.39
983
2.39
46
0.18
52
0.20
817
3.13
2,119
8.12
151
0.58
27
0.10
225
0.86
140
0.54
2
0.01
2
0.01
57
0.22
693
2.11
30
0.15
49
0.24
555
2.72
1,476
7.24
133
0.65
6
0.03
134
0.66
107
0.52
2
0.01
1
0.00
22
0.11
2
0.04
25
0.53
11
0.33
1
0.11
1
0.11
1
0.11
11
0.29
2
0.08
1
0.04
5
0.20
3
0.12
3
0.12
2
0.20
10
1.00
(-:0.00)
S I ASR
(Saitama InfectiousAgents Surveillance Report)
埼玉県病原微生物検出情報(月報)2015 年 3 月号
2015 年 4 月 8 日発行
☆ この情報は感染症法に基づく、感染症発生動向調査により、埼玉県衛生研究所及びさいたま市健康科学研究セン
ターの持つ病原体検査情報をまとめたものです。
今月のコメント
インフルエンザの検体は減少し、3 月は 6 検体から 2 株のインフルエンザウイルス(AH3 型、B 型 1 件ずつ)が検出
されました。感染性胃腸炎の検体は 2 事例の集団発生から採取され、6 検体からノロウイルスが検出されました。
ウイルス分離状況
四類感染症
臨床診断名
五類感染症つづき
平成27年4月2日現在
ウイルス
検出月
検体数合計
1月
2月
3月
累計
3
1
4
E型肝炎
B型肝炎
デング熱
検体数
1
A型肝炎
1
1
検体数
風しん
SFTS
検査中
検体数
2
2
デングウイルス
2
2
五類感染症
平成27年4月2日現在
検出月
検体数合計
1月
2月
3月
累計
109
87
84
280
アデノ
0
検査中
0
4
1
1
1
1
風しん
EB
風しん
0
検査中
流行性
角結膜炎
0
検体数
4
4
検査中
4
4
検体数
アデノ
0
検査中
流行性
耳下腺炎
0
検体数
1
1
ムンプス
0
検査中
0
6
61
インフルエンザAH3
31
10
1
42
〃 B
5
5
1
11
コクサッキー A9
2
2
0
パレコ
1
1
1
アデノ 1
1
1
1
アデノ 2
3
4
4
ヒトヘルペス 6
3
5
ヒトヘルペス 7
インフルエンザAH3
RS
ヒトメタニューモ
ライノ
サイトメガロ
ヒトコロナ
ノロ
検査中
3
2
6
1
5
2
4
1
3
3
10
3
2
〃
AH1pdm09
1
1
検体数
4
8
11
23
ノロ
1
4
6
11
サポ
1
1
アストロ
0
ロタ(A)
1
1
アデノ1
1
1
コクサッキー A10
1
サイトメガロ
1
1
1
検査中
4
検体数
1
コクサッキー A2
4
その他
1
〃 A6
0
〃 A8
0
〃 A10
0
1
1
検体数
コクサッキー A6
0
〃 検査中
0
0
A16
検体数
8
ヒトヘルペス 6
1
4
15
27
1
ライノ
3
3
RS
1
1
単純ヘルペス 1
1
1
検査中
検体数
1
9
50
56
43
149
3
8
2
1
3
2
1
29
9
3
10
7
17
5
2
1
29
細菌分離状況
0
検査中
脳炎・脳症
(四類以外)
1
4
16
検査中
手足口病
1
1
39
ライノ
ヘルパンギーナ
3
検体数
アデノ3
感染性胃腸炎
13
検体数
先天性風し ん
症 候群
検体数
インフルエンザ
4
検査中
無菌性髄膜炎
咽頭結膜熱
1
2
検体数
ウイルス
3
ヒトヘルペス 7
1
検査中
臨床診断名
ヒトパルボB19
検査中
検査中
重症急性
呼吸器症候群
3
アデノ 31
検査中
A型肝炎
6
麻しん
麻しん
検体数
平成27年4月2日現在
検体数
平成27年4月2日現在
病原体名 分離月 1月
赤痢菌
チフス菌
パラチフスA菌
三類
腸管出血性大腸菌O157
腸管出血性大腸菌O26
腸管出血性大腸菌その他
四類 レジオネラ菌
肺炎球菌
VRE
MRSA
五類
溶血性レンサ球菌
その他
3
1
1
1
2月
1
1
1
3月
備考(3月分)
2
1
S. sonnei :2(バングラデシュ)
S. Typhi:1 (ウガンダ)
2
H11(VT1):2
1
侵襲性肺炎球菌感染症:1
1
1
S . pyogenes (T-12): 1
2
2
1
1
1
1
C. jejuni :1 (感染性胃腸炎)
10
この情報に関してのお問い合わせは、感染症情報センター(感染症疫学情報担当) 0493-59-9325へ
S I A S R
(Saitama Infectious Agents Surveillance Report)
H27年4月8日
今冬のインフルエンザ
(1) 定点当たり報告数の推移
今シーズンのインフルエンザは、昨シーズンより 1 か月ほど早く本格的な流行を迎えまし
た。定点当たり報告患者数は 2014 年第 49 週から急上昇し、第 52 週に 48.13 に達してピ
ークとなりました(下図参照)。2015 年第 1 週以降は報告数が減少し、第 7 週には 9.16 とな
り、今シーズンの流行は終息に向かいつつある状況です。
(2) ウイルス検出状況
2014 年第 36 週から 2015 年第 13 週までに、埼玉県衛生研究所及びさいたま市健康科
学研究センターで検出されたウイルスは、AH1pdm09 が 1 件、A 香港(AH3)型が 143 件、B
型が 12 件です。今シーズンの流行の主体は AH3 型であり(下図)、B 型は 2015 年に入っ
てから散発的に検出されていますが、昨シーズンより少ない検出数です。AH1pdm は昨シ
ーズン最も多く検出されましたが、今シーズンの検出数は非常に少なく、これは全国的にも
同様の傾向です。
インフルエンザウイルス検出状況及び定点当たり報告数(埼玉県)
60.00
定
点
当
た
り
報
告
数
60
AH1pdm09
AH3
B
定点あたり報告数(今シーズン)
定点あたり報告数(昨シーズン)
50.00
40.00
50
40
30.00
30
20.00
20
10.00
10
0.00
ウ
イ
ル
ス
検
出
数
0
36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
2014年
2015年
(3) 抗インフルエンザ薬耐性ウイルスについて
国立感染症研究所において、2015 年 3 月 27 日までに全国で分離されたウイルスのうち、
AH1pdm09 の 18 株、AH3 の 212 株、及び B 型の 44 株について、抗インフルエンザ薬(オセル
タミビル、ペラミビル、ザナミビル、及びラニナミビル)に対する耐性の有無を調べたところ、
耐性を示すウイルスは検出されませんでした。
病原体定点の先生方には、引き続き検体採取の御協力をよろしくお願いいたします。
インフルエンザに関する最新の全国情報は、国立感染症研究所感染症疫学センターのホームページ
(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html)でご覧になれます。
感染症の流行状況 2015年 第14週 - 埼玉県
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染症発生動向調査 > 感染症発生動向調査 2015年 > 感染症の流行状況 2015年 第14週
感染症発生動向調査 2015
年
感染症の流行状況 2015年 第14週
感染症の流行状況 2015年 第
1週
感染症の流行状況 2015年 第
2週
感染症の流行状況 2015年 第
3週
感染症の流行状況 2015年 第
4週
2015年第14週(平成27年3月30日∼4月5日)の要点
平成27年4月8日
伝染性紅斑の定点当たり報告数は、前年に比べて多い状況が続いています。外出後の手洗い・うがいとともに、十分な
休養をとるよう心がけてください。また、お子さんの体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早目に受診
してください。
インフルエンザに関する情報はこちらをご覧ください。
麻しんに関する情報はこちらをご覧ください。
風しんに関する情報はこちらをご覧ください。
感染症の流行状況 2015年 第
5週
感染症の流行状況 2015年 第
6週
感染症の流行状況 2015年 第
7週
感染症の流行状況 2015年 第
8週
感染症の流行状況 2015年 第
9週
感染症の流行状況 2015年 第
10週
感染症の流行状況 2015年 第
11週
感染症の流行状況 2015年 第
12週
感染症の流行状況 2015年 第
13週
感染症流行状況
疾患
推移
流行状況
インフルエンザ
↓
★★
RSウイルス感染症
↓
咽頭結膜熱
推移
流行状況
伝染性紅斑
→
★★
★★
突発性発しん
↑
★
↓
★
百日咳
→
★
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
↓
★★
ヘルパンギーナ
→
★
感染性胃腸炎
→
★★
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
↓
★★
水痘(みずぼうそう)
↑
★
急性出血性結膜炎
→
★
手足口病
→
★
流行性角結膜炎
↑
★
*1.推移、流行状況は、県内全域の傾向です。
↓:減少)
疾患
*2.推移は2週間前からの傾向を示します。(→:増減無し、↑:増加、
*3.流行状況は今週の流行を示します。(小さい←★、★★、★★★→大きい)
疾患名をクリックすると、各疾患の流行状況のグラフがご覧いただけます。
全国の感染症発生動向状況については、国立感染症研究所のホームページ「感染症疫学センター」(アドレス
http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html