地域ICT・マネジメント概説 - 香川大学大学院地域マネジメント研究科

地域ICT・マネジメント
Information and Communication Technology Management
香川大学大学院地域マネジメント研究科; 2009 年度後期; 応用科目; 1・2 年次 ; 2 単位
板倉宏昭(087-832-1872; [email protected])[email protected]
[email protected][email protected]
[email protected][email protected]いて
ICT(Information and Communication Technology)の利活用は必要不可欠である。そこで本講義では自
立的発展に向けて地域再生の現状と課題について理論と実践の両面から構成された講義を行う。
技術商業化と地域振興の授業では、テキサス大学オースティン校IC2研究所の事例を紹介し、四国地域
での適用可能性を議論する。
また、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授によるオープンコースウェアー(OCW)の動向についての講義
を行う。
■前提科目・関連科目
前提科目:特になし
関連科目:特になし
■授業の方法
配布する資料を中心に、解説や事例紹介、ケース研究などを行います。外部から実務家を招いてICTの実
際について解説を受け、各自がレポートを作成することとなります。
■成績評価
レポート
:50%
授業への貢献度
:50%
■レポート
課題:講師の先生の指示に従ってください。指示が特にない場合は、授業で学んだことを要約した上で、
自分の所属する組織に適用して述べなさい。
提出期限:講義の翌週の火曜日 AM9:30
提出回数:15回の講義のうち5回以上を選んでレポートを提出すること。
提出先:メールの添付ファイルで提出
[email protected][email protected]お送りします)
長さ:A4
2枚以上
添付ファイル名:ファイル名に学籍番号を付すこと。
(例:
■参考文献
参考文献は、随時指定します。
07S312)
■授業計画
4月13日(火) 6校時 「拡大する地方企業の通信販売とWEBマーケティング」
山下 省三(㈱アイム
マルチメディア部
マネージャー)
日本におけるWEBマーケティングの変遷、WEBマーケティングの現状(各種WEB広告)について、事例を
用いて具体的に説明する。最新版WEBマーケティングについては、広まって来るであろう最新のWEB広告に
ついて解説する。
4月20日(火) 6校時
「高等教育改革へeラーニングのもたらしたもの」
金西 計英(徳島大学
大学開放実践センター
教授)
インターネットに代表されるICTは、我々の日常の一部となって久しい。ICTの影響は、高等教育へと及
んでいる。現在の高等教育の現場でeラーニングがどのように運用されているのか、その問題点や効果に
ついて考える。
(徳島大学より遠隔講義で実施します)
4月27日(火) 6校時
小笠原
「ICT時代の人材開発設計」
豊道(四国生産性本部 コンサルティング部
課長)
企業の経営目標を実現し、高い業績をあげるためには、人材の開発が欠かせない。しかし、日本の企業
では人材開発体系の設計で困っている教育担当者が多いのが現状である。
そこで、この講義では、ICT時代に即した人材開発設計について、インストラクショナルデザインの観点
で考察する。
5月11日(火) 6校時
「マイクロソフト最新テクノロジー紹介」
渡辺 弘之(マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部
アカデミックテクノロジー推進部
アカデミックエバンジェリスト)
マイクロソフトの歴史を振り返りながら、「3スクリーン + クラウド」というマイクロソフトのビジョ
ンを紹介し、今後(10年程度)のマイクロソフトのテクノロジーの動向を探る。
組み込み機器から、クライアントPC、サーバー、クラウドに至るマイクロソフトのテクノロジーの概要を
紹介する。
5月18日 (火) 6校時
「ICTを活用した歴史研究・教育の現状と課題」
鈴木 正信(香川大学総合情報センター
特任助教)
近年、歴史学や歴史教育の分野でもICTの活用は不可欠となっている。本講座では、大学・研究機関等
が開発した歴史データベースを活用した最先端の研究を紹介する。また、四国の8大学が連携して進めて
いるeラーニングを取り入れた歴史教育を紹介する。
5月25日(火) 6校時「インターネットで地方が変わる?(or 地方を変える!)」
今井 慈郎(香川大学総合情報センター
教授)
参考書「ネットワーク化が生み出す地域力」(板倉宏昭他著)を基に、特に第5章を取り上げ、コンピ
ュータとネットワークが融合するマルチメディア情報ネットワーク概要講述とインターネットによる地
域再生手法の議論を行いたい。
6月1日(火) 6校時
「ICT時代の組織戦略」
板倉 宏昭(香川大学大学院地域マネジメント研究科
教授)
ITをもちいた情報化と企業の競争優位の関係、特にデジタル化の本質について考察する。また地場産業
の再生のケーススタディとして、今治タオル産業と無茶々園のトレーサビリティについて取り扱う。
6月8日(火) 6校時 「ITによる児童教育の挑戦と限界」
江口 夏郎(㈱ライトワークス 代表取締役社長)
学習塾業界にもITの活用が広がっている。大手塾を中心にさまざまなサービスが提供されている。この
分野でのライトワークスの取り組みを紹介するとともに、今後の課題や挑戦、その限界などについて考え
ていく。
6月15日(火) 6校時
林
「e-Knowledgeコンソーシアム四国:e-Learningによる四国の大学連携」
敏浩(香川大学総合情報センター 准教授)
e-Knowledgeコンソーシアム四国は、四国内の大学が連携して、『四国の知』をe-Learningコンテンツ
として集積し、四国の地域活性化を先導できる人材育成教育プログラムを開発・実施する。
本講義では、e-Knowledgeコンソーシアム四国の各種取り組みについて説明する。
6月22日(火) 6校時
「技術商業化を通じた地域振興」
藤原 善丞(MTC代表)
テキサス大学オースティン校IC2研究所の事例(Global Commercialization Groupが行っているTechBA
プログラム)を簡単に紹介し、クラスの後半では高松や四国地区で似たようなことができないか(メリッ
トはあるかとか、阻害要因、促進要因は何か)などについて全員参加でディスカッションしたい。
6月29日(火) 6校時
「サービス時代のプロジェクトマネジメント力」
冨永 章(PMラボラトリー代表 元日本IBM専務取締役、前東京大学特任教授)
ICTが現代のビジネスに与えている変化が、今後のプロフェッショナルに要求しているものは何か。強
い動機をもち高い目標を達成するために、この半世紀追求され発展してきたのがモダンPMである。その要
点と力をつけるための考え方を知る。
7月6日(火) 6校時 「地域活性化のためのICTの活用について」
真鍋 厚(スタンシステム㈱専務取締役、前日本IBM株式会社
四国支店長)
情報通信技術の効果的な活用は、個人、企業他に発展、成長をもたらす。同様に地域活性化のためにICT
の活用は有効な手段と考えられる。
ICTの技術動向、最新の活用事例を紹介し、四国地域の現状と課題について考察し、四国地域活性化のた
めのICT活用方法について提言する。
7月13日(火) 6校時
宮川 繁(マサチューセッツ工科大学 教授)
オープンコースウェアー(OCW)は、2002年にアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で始まり、7年
後の現在、世界中に広がっている。MITは、すでに全学の学部•大学院のほぼ全ての科目1,800以上の教材
を打ち上げ、毎月、世界中から120万人ほどの訪問者にアクセスされている(ocw.mit.edu)。グローバル•
オープンコースウェアー•コンソーシアム(GOCWC; www.ocwconsortium.org)も立ち上がり、 世界の200大
学が既に各大学の教材を無料で公開し始めている。GOCWCの中で、日本OCWコンソーシアムの活躍が目立つ
(www.jocw.jp)。2004年に6大学で始まり(阪大、京大、慶應、東工大、東大、早稲田)、現在、20以上
の大学がメンバーになっている。宮川繁氏は2000年にOCWを提案したMITグループの一員であった
(http://www.youtube.com/watch?v=2kb7x4zRK2k)。
7月20日(火) 6校時
「ソーシャルメディアの活用と人工知能」
松尾 豊(東京大学大学院工学研究科 准教授)
ブログやtwitterなどのソーシャルメディアが広がっている。
大量のソーシャルメディアを収集することでさまざまな社会現象を分析・予測することが可能である。
本講義では、ソーシャルメディアと人工知能技術を活用することで可能になる新しい世界を紹介する。
8月3日(火) 6校時 「公共放送の役割と地域貢献」
井原 理代(NHK経営委員・前香川大学大学院地域マネジメント研究科 研究科長)
放送・通信融合時代に入り、公共放送の役割が改めて問われるなか、その役割と新たなサービスを考察
するとともに、地域における、それぞれの地域に密着した多様なサービスの展開を紹介し、地域貢献のあ
り方を考えたい。
※外部講師の都合により、順番は変更することがあります。
※遠隔講義における注意点
本講義は遠隔講義で実施します。以下の点に注意が必要です。
・発言する際は必ずマイクを使ってください。
・通信の状態によって授業が中断することがあります。