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オーラル・コミュニケーション Ⅰ
Lesson 5 〈全 4 回〉
講師:由井ロバート
Are You All Right?
体調の良くないボブが保健室にやってきて、佐藤先生に相談します。
[B=Bob S=Ms. Sato, school nurse]
S : Hi, Bob.
B : Ms. Sato, I feel really tired.
S : Oh, that’s too bad. Do you have a headache?
B : Not at all.
S : Well, did you sleep well last night?
B : Yes, too well, in fact.
S : Aha! You overslept?
B : Yes, and I didn't have time for breakfast.
▼
S : No wonder you feel tired. You should eat breakfast every day.
B : Yes, Ms. Sato.
S : Lunch break is coming soon. Go back to class, and hang in there, Bob.
B : I will. Thank you.
S : You're welcome. Anytime!
佐藤先生 : あら、ボブ。
ボブ
: 佐藤先生 , 体がだるいんです。
佐藤先生 : それはよくないわね。頭は痛いの ?
ボブ
: いえ、全然。
佐藤先生 : じゃあ、ゆうべはよく眠れたの ?
ボブ
: はい、実は寝過ごしました。
佐藤先生 : ははーっ ! 寝坊した ?
ボブ
: はい。それで朝ごはんを食べる時間がなくて。
佐藤先生 : それじゃ、だるいはずよ。朝ごはんは毎日きちんと食べないとね。
ボブ
: はい、先生。
佐藤先生 : もうすぐ昼休みよ。教室に戻って、もう少しがんばりなさいね、ボブ。
ボブ
: そうします。ありがとうございます。
佐藤先生 : どういたしまして。いつでもまたいらっしゃい !
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オーラル・コミュニケーション Ⅰ
Lesson 5-1 Are You All Rihgt?
学習の
ポイント
講師:由井ロバート
■ 体調を説明する
■ 同情する
■ 具合を聞く
体調を説明する
e!
Notic
I feel really tired.
I feel really tired. 〈体が(すごく)だるいんです〉のように、体調に
ついて訴える表現には I feel 〜 . と I have 〜 . などがあります。この
どちらも幅広く使えます。例えば、
「気分が悪い」というときは I'm not
feeling well. 「気分が良い」なら I'm feeling well. となります。
I feel tired. は「疲れた、疲労感がある、だるい」という意味です。I
feel sick. は「気分が悪い」という意味で、I feel bad. も同じ意味になり
▼
ますが、
「悪い事をしたと思う」という意味合いもありますので注意し
ましょう。
have は基本的に何かを「持っている」という意味使われますので、I
have ∼ . で「
(病気など)を持っている」という意味になります。
I have a 〜 ache. という文では headache, toothache, backache,
stomachache などを入れて「∼痛がする」という意味になります。
そのほかに I have a fever. / I have a cold. I have a (bad, slight) cough.
「熱がある.風邪をひいた.ひどい咳、軽い咳」というように使います。
体のある部位を使いすぎて痛いという場合、sore を使います。例えば、
走りすぎて「足/膝が痛い」は My legs are sore. My knees are sore. と
いいます。I have を使って表現する場合は、I have sore legs. と I have
sore knees. といいます。また、
筋肉痛は I have sore muscles. と表現します。
同情する
e!
Notic
Oh, that’s too bad.
Oh, that's too bad.〈それは良くないはね / それはいけませんね〉は、
体調の悪い相手に同情または気づかいを示す表現です。
日本語の「お大事に」に近いニュアンスです。同じような意味合いの
表現では I am sorry to hear that.「それはお気の毒に」、I hope you feel/
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オーラル・コミュニケーション Ⅰ
Lesson 5-1
get better soon.「早く良くなるように願っています」、Take it easy.「無
理しないでね」などがあります。
このうち、Take it easy. は、病気の時だけではなくいろいろな場面で
使える便利な表現です。
具合を聞く
Do you have a headache?
e!
Notic
Do you have a headache?〈頭は痛いの?〉のほか、体の全体的な具合
を聞く場合、Are you alright?「大丈夫?」という表現がよく使われます。
また、How do you feel?「気分はどうですか?」と聞くこともできますが、
この場合の答えは体調のこととは限らないので注意しましょう。
一般的には How are you ?または、How are you doing? と「元気で
すか?」と尋ねられた場合、I'm fine.「気分がいい」と返します。また、
▼
Great. So-so.「まあまあ」などとも答えることもあります。ほかの答え
方としては Quite well/Not too bad.「まあまあ元気」や、I feel nervous.「緊
張している」
、I feel angry. 「怒っている」など感情の状態を表すことも
できます。
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Lesson 5-2 Are You All Rihgt?
学習の
ポイント
講師:由井ロバート
■ 事情を説明する
■ 事情を理解する
■ 助言をする
事情を説明する
I didn't have time for breakfast.
e!
Notic
ダイアログでは、体調が良くない理由として,I didn't have time for
breakfast.「朝食を取る時間がなかった」「朝食を食べられなかった」こ
とが上げられています。
体調の善し悪しの理由としては「徹夜」be up all night, 「食べ過ぎ」
eat too much ~, 「風邪をひいた」catch a cold などいろいろな理由があ
ります。体調の良しあしの理由を述べるときには、基本的に過ぎた出来
▼
事を理由にするので、過去形を使います。
事情を理解する
No wonder you feel tired.
e!
Notic
No wonder you feel tired.〈それじゃだるいはずよ〉、この文章の正確な
訳は「あなたがだるく感じるのは当然だ」になりますが、簡単に口語で
は〈 〉の訳が適切でしょう。No wonder ∼ . は「∼なのは当然だ」と
いう意味で、基本的に相手の事情を理解したときに使います。同じよう
な意味の表現としてはこれ以外に That's why 〜 .「だから∼なんだ」と
か That's the reason 〜 .「それが理由で∼」という表現があります。
That's why you feel tired.「だからだるく感じるんだ」
That's the reason you feel tired.「それが理由でだるいんだ」
助言をする
You should eat breakfast everyday.
e!
Notic
You should eat breakfast everyday. 〈朝ご飯は毎日きちんと食べない
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オーラル・コミュニケーション Ⅰ
Lesson 5-2
とね〉のように、アドバイスをするときには You should ∼ .「∼するべ
きです」という表現をよく使いますが、
「∼すべきである / したほうが
良い」という意味でも使えます。また、
「∼するべきではない。」は You
should not ∼ . という表現を使います。
You should see a doctor. / You should go and see a doctor. 「医者に見
てもらうべきです」
、You should not eat too much chocolate. 「チョコを
あまり食べないようにすべきです」
、そのほかには You need to ∼ .「∼
するのが必要です / すべきです」もアドバイスするときに使える表現
です。また、一般的なアドバイスは「命令形」を使うことでもできます。
上の文章を命令形を使うと Go and see a doctor. や Don't eat too much
chocolate. になります。
体調に関するアドバイスをする場合、
「∼は体に良い」は∼ is good
for you. 、「∼は体に良くない」は 、∼ is not good for you. といいます。
Eating breakfast everyday is good for you.
「毎日朝食を取るのは体に良い」
Eating too much chocolate is not good for you.
▼
「チョコの食べ過ぎは体に良くない。
」
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Lesson 5-3 Are You All Rihgt?
学習の
ポイント
講師:由井ロバート
■ 何かがすぐに起こる
■ 相手を励ます
■ 歓迎する
何かがすぐに起こる
Lunch break is coming soon.
e!
Notic
soon は、あるときを基準にすぐに「間もなく、そのうちに、近いう
ちに」というときに使います。
I'll be back soon. 「すぐに戻ります」
、It will soon be lunch time. 「もう
すぐ昼時です」などです。
また、soon は「予定より早く」というときにも使います。
How soon can I eat lunch?「どのぐらい早く昼食をたべられますか?」、
▼
How soon can I get to school? 「どのぐらい早く学校に到着できます
か?」などです。
そして、soon と同じような意味で使われる単語に early があります。
I came to school sooner than I thought. と I came to school earlier than
I thought. の 2 つの文はどちらも「私は思っていたより早く着いた」と
いう訳になります。しかし、前者の場合「手間取らないで」早く着いた、
後者は思っていた「時刻」より早く着いた、という意味合いになります。
soon の発音は「すーん」とのばすが、アメリカ北東部の人たちは「す
ん」と短く発音するので聞いときには驚かないようにしましょう。
相手を励ます
e!
Notic
Hang in there, Bob.
本文の Hang in there! は「元気を出して!」という意味で落ち込ん
でいる人を励ますときなどに使います。ほかにも Keep your spirits up!
Keep you chin up! Cheer up! などが同じような意味合いで使われます。
悲しんでいる人、落ち込んでいる人には Don't let it get to you!「気に
するな!」などで励ますことができます。
また、
「くよくよしないで!」と言いたい場合は Stop thinking about
it all the time!「その事を考えるのはよせ!」などを使います。
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オーラル・コミュニケーション Ⅰ
Lesson 5-3
「心配しないで!」というときには Don't worry (about it)! 「心配する
な!」
、Everything is going to be all right!「すべて上手くいくよ!」など
を使います。
スポーツをしている人に「頑張れ!」と言う場合、Go for it!「行け!」
Stick to it! 「ネバレ!」など使います。また Let's go! などもよく聞く
表現です。日本人は Work Harder! を「頑張れ!」のつもりで言ってし
まいますが、これは「ちゃんとやっていないので、頑張れ!」という意
味合いなので使わないようにしましょう。
歓迎する
You're welcome! Anytime!
e!
Notic
You're welcome! Anytime.〈どういたしまして! いつでもまたいらっ
しゃい〉
。これはお礼の言葉に答える決まり文句です。
▼
よ り 丁 寧 に 言 う 場 合 は、You are more than welcome. You are most
welcome. と言います。
友達どうしなどの会話では単に Welcome. とか Forget it!「忘れて」な
どと使います。アメリカでは簡単に Sure! とだけ言う場合が多くありま
す。
相手が丁寧に Thank you for your help. また Thank you for ∼ ing ... と
言った場合、よく使われるのは Not at all.「どういたしまして/とんで
もないです」、Thank you.「ありがとう」ですが、アメリカでは、Not
at all. はなにかよそよそしい感じがするととらえられていて、You're
welcome! と言うほうが普通です。
もし、Not at all と言った場合、後によそよそしさを避けるために、
I'm glad/happy I could help.「助けになって良かった」と付け加えるの
がよいでしょう。
本文にある Anytime は「どういたしまして」、「いつでもどうぞ」と
いう意味合いで使われていますが、通常短時間でできることを言う場合
に使われます。
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オーラル・コミュニケーション Ⅰ
Lesson 5-4 Are You All Rihgt?
学習の
ポイント
講師:由井ロバート
■ どうしたのかを聞く
■ けがなどの説明をする
■ 押し付けがましい助言をする
どうしたのかを聞く
e!
Notic
What happened? / What’s the matter?
What happened?/ What's the matter? 〈何が起こったの?/どうした
の?〉のように、
相手のことを心配をしていう使いかたです。ほかに「ど
うしたの?」は、What's wrong (with you)? という言い方もあります。
ただし、目上の人に対しては Is there anything the matter (with you)?
または、Is anything the matter? と言います。
What's the matter with you? も What's wrong with you? の with you を
▼
強く言うと「あなたどうかしているんじゃない?」という意味に取ら
れかねません。気遣って「どうしたのですか?」というときは with you
をソフトに言うとこの意味に取れます。
What happened? は「何が起こったの?」という意味で、ここでも
What's wrong? または What's wrong with you? が同じ意味で使えます。
これは相手を気遣って「どうしたのですか?」とか「なにかまずいこ
とがありましたか?」と聞くときに使います。
What happened? / What's wrong? もほかの物や人が対象になる場合も
あります。
What happened to him?「彼に何かあったの?」
What happened to your computer?
「貴方のコンピューターどうしちゃったの?」
What's wrong with her?「彼女どうかしたの?」
What's wrong with this bike?「この自転車なにがおかしいの?」
けがなどの説明をする
e!
Notic
I sprained my ankle.
I sprained my ankle.〈(私は足首を)捻挫した〉という訳ですが、「骨
折する」の場合は break を使い、I broke my leg.「足を折った」と言います。
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オーラル・コミュニケーション Ⅰ
Lesson 5-4
捻挫は sprain ですが、
「ひねった」と言う場合は twist を使います。
I twisted my ankle. で「足(足首)をひねった」という意味になります。
「風邪をひく」という場合は catch a cold を使いますが、「風邪にかか
る、かかり始め」の場合は come down with a cold と言います。例えば、
I caught a cold last night. は「私は昨日の夜、風邪をひいた」という意味
になり、I am coming down with a cold. なら「風邪をひいた / かかり始
めた」という意味で今現在「風邪をひきそう」ということを言っています。
押し付けがましい助言をする
e!
Notic
You had better eat breakfast everyday.
You had better eat breakfast everyday. 〈朝ご飯は毎日きちんと食べな
いとね〉のように had better ∼は助言の表現として使われます。
これは「∼するほうがよい」よりもやや強い命令的な響きがあるの
▼
で「押し付けがましい」と相手に受け取られる場合があります。had
better は must よりもやや弱いですが、should よりは強い意味になりま
す。ですから目上の人や年上の人に You had better ∼を使うことは避け
ましょう。should は had better と異なり目上の人に対しても使えます。
例えば、You should see a doctor. は「医者に見てもらうべきだ」で「医
者に見てもらえば良くなるでしょう」というニュアンスが含まれますが、
You had better see a doctor. は「医者に見てもらわないと悪化する、病状
がひどくなる」というニュアンスが含まれます。
両方共に相手を心配しているのですが、
「何かをした場合 / しなかっ
た場合の結果」を前者は肯定的に、後者はやや否定的に見ていることに
なります。
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高校講座・学習メモ