6月号NO112 - NPO法人うしく里山の会

牛久観光アヤメ園へ引っ越した子河童
牛久駅東口当時の子河童
H P h ttp ://u s h ik u -s ato y am a.o rg /
(アドレスが変わりました)
2012年6月号
No.112
1面
さとやま
うしく里山の会広報誌
アヤメ園 の子河 童 はどこか ら来たの?
坂 弘毅
子 河 童 の気 持 ち
牛久観光アヤメ園に大河童が2体、1体はアヤメ
園内の一等席に、もう1体は三日月橋の袂からアヤ
メ園を見据えています。その2体の顔はリアルで不
気 味 で す が 、 今 で は 仲 間 の よ う な 気 が し て き ま し た。
そして、数年前に突然子河童が引っ越してきまし
た。可愛い小学生ほどの河童は、犬とずうっと対峙
しています。観光客には大人よりも子河童が人気の
的になっています。
この河童アヤメ園に来る前は牛久駅東口の一等地
にいました。しかし、突然引っ越しの命令が出たの
です。本人は何が何だか分からないようですが、新
天地の水と緑の美しい環境に今では十分満足してい
ます。
その子河童の本籍地は、牛久駅東口、牛久市中央
5丁目シャトー通りの入口で観光客に愛嬌を振りま
く名物の子河童でした。でも乾ききったコンクリー
トのまちなかでさぞ喉が渇いたことでしょう。その
乾 き き っ た 市 街 地 か ら 河 童 本 来 の 生 息 地 水 辺 に 移 り、
さぞかし喜んでいるのではないかと思います。
今では多くの友達が出来ました。シラサギ、カル
ガモ、カワセミ、ムクドリ、キセキレイ、セグロセ
キレイ、モズ、カラス、ツバメ、スズメ、コジュケ
イ、バン、オオバン、ドジョウ、メダカ、コイ、ヤ
マカガシ、ウシガエル、トウキョウダルマガエル、
ニホンアマガエル、ニホンアカガエル、シュレーゲ
ルアオガエル、ウシクサトヤマノカイ等々、多くの
友達が出来て喜んでいます。これら友達の中でもウ
シクサトヤマノカイという動物は案外横柄で付き合
いづらいところもありますが、よく観察するとみん
な単純で気だても優しいのでホットしています。こ
れから先、長い付き合いになるかと思いますが、お
互いに頑張りましょう。
チーム街路樹20 受託事業報告
森田 格
新緑映える東北の耶馬渓へ
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さる5 月 日 、矢祭山の研修会に 参加しまし た。
東北の耶 馬溪と呼ばれる矢祭山 は、茨城 県との 県境
付近に位 置し、その麓には東北 最南端の 町、矢 祭町
があります。
その日 は朝6時前に牛久駅に 集合。先 週の雹 や雷
をもたら した寒気のせいか、そ の日の朝 も少し 肌寒
かったも のの、空は真っ青の快 晴、まさ に旅日 和で
した。常 磐線で牛久駅を出発し 、水戸駅 で水郡 線に
乗り換え ます。心配だった水郡 線の混み 具合は 幸い
なことに 外れ、車両は貸切状態 でした。 道中、 単線
の薀蓄や 車両切り離しを楽しん でいると 、あっ とい
う間に目的の東館駅に到着。
あたり は田畑と山林に囲まれ た里山の 風景で す。
予約して いたタクシーに乗り込 み、まず は滝川 渓谷
の登り口 まで。滝川渓谷の遊歩 道は、普 段20 0円
の環境整 備料がかかりますが、 放射性物 質の風 評被
害払拭の ため、無料開放されて いました 。駐車 場に
は観光客 のものと思われる車が 数台。登 り口の お団
子屋でさ っそく腹ごしらえをし て、午前 時に 出発
しました。
滝川渓 谷は、ブロック状の巨 岩が渓流 のあち らこ
ちらに転 がり、とても印象的な 景色が広 がりま す。
市販の地 質図によると花崗岩に 属するよ うです 。ま
た、数日前に降った雨のせいか、水量が多く少し濁っ
ていまし た。太陽の光が新緑の 木々の葉 を透過 し、
柔らかな 光が渓流に降り注いで いました 。序盤 は思
いのほか谷が深いため、なかなか水際を歩けません。
若干の アップダウンを繰り返 しながら 、現れ る滝
や植物に 足を止め、カメラを向 けながら 進んで いく
と、ふと 足元に小さな花びらが 落ちていまし た。
m以上成長した山桜が、まわりの木々に負けまいと、
10
2面
さとやま
うしく里山の会広報誌
13
頭 上のは るか上 で
咲 いてい ました 。
こ んなに 背の高 い
山 桜を真 下から 見
上 げるの は初め て
の 経験で した。 普
段 あまり 見かけ な
い サワグ ルミや ネ
ムノキ等の特徴を、
メ ンバー の方々 に
教えて頂きました。
や はり、 植物に 詳
し い方々 と一緒 に
歩 いていると、自分の 見ている景色が 普段と 違っ て
見えてきます。
最後の滝、銚子の口 滝は水量が多く てとて も迫 力
が あり、これをバック に記念写真をと りまし た。 こ
こ から先は河床が緩や かになり、深い 淵にゆ った り
と 水が流れています。 禁漁区の看板が たって いた の
で、魚たちの産卵場になっているのかもしれません。
山頂には、水芭蕉や八重桜、つつじに囲まれた
﹁こだわりの十割り手打ち蕎麦屋﹂があります。ちょ
う どお昼時に到着しま した。予約して いた山 菜天 ぷ
ら の十割手打ちざる蕎 麦は、山菜と蕎 麦の味 や香 り
を楽しめ、とても美味しく頂きました。
午後1時、再びタク シーに乗り込ん で、今 度は 矢
祭 山方面へ。こちらは 多くの観光客で 賑わっ てい ま
し た。まずは、あゆの つり橋を渡って 夢想滝 へ。 こ
ち らも地質は花崗岩で 、白い岩盤の上 を水が 流れ る
美 しい景色でした。滝 の近くで、たっ ぷりの マイ ナ
スイオンに癒されました。
最後は矢祭山公園のつつじヶ丘広場へ。開花のピー
ク は既に過ぎていたの で満開というわ けには いき ま
せんでしたが、両脇にピンクや赤、白、紫のつつじ
滝川渓谷遊歩道案内板
3面
34
20
親子農業体験講座
15
今年も自然と大いに触れあいましょう
飯田 雅俊
を見ながら、
広場を1周し
ました。
そうこうし
ているうちに、
帰りの電車の
時間が近づい
てきました。
矢祭山駅 時
分発の水郡
線で帰路につ
き、牛久駅に
は 時 分頃
到着、半日
︵ 時間︶の充実した研修会でした。
18
12
渓谷でホッと一息、記念写真
自然に包まれ親子で野菜を育て、その野菜で収穫
祭をおこないます。カエルやカナヘビなどをつかま
えたりヘビに出会ったりの中で土とあそびながら、
たくさんのことを感じ取ってほしいと行っている
﹁親子農業体験講座﹂。2008年からはじまり、
それ以前はじゃがいもプロジェクト、そばプロジェ
クトと、それぞれで活動をしていました。
昨年は、震災による原発事故でいつものとおりす
すめることができませんでした。放射線量を気にか
けながら、せっかくのジャガイモが、サトイモが、
ソバがたべてよいものか。こどもたちと畑で一緒に
仕事してよいのか、近づいてはいけない所はどこか
と心配しながらではあったが、いままでで一番多い
参加者であったがどうにか終わらせることができた。
さとやま
うしく里山の会広報誌
今年は 、講座 の発足 からの 責任者 が やめ るこ とに
な り、残 りのス タッフ でどう するか と 話し 合っ た。
勤めを 持った 人だけ で休日 の事業 だ が、 準備 など
を 考える と無理 ではと の意見 はでた が 、ど なた かの
﹁ やりま しょう ﹂の一 言があ り、実 施 する こと とな
り 私がト コロテ ンのよ うに押 し出さ れ て責 任者 ︵何
の 責任? ︶とな ってし まった 。けれ ど 昨年 の様 な規
模 では運 営に不 安があ り、昨 年の参 加 者に 呼び 掛け
た ら、参 加して いただ ける7 家族ス タ ッフ で始 める
こととなった。
すでに、ジャガイモ、サトイ モの
植え付けは終わっている。全員 がリ
ピーターであり、子供同士もす でに
友達である。作業を始めて十分 もす
るとカエルをつかまえたり、そ れを
得 意げに みせに きたり と遊び 始める 。 何の 体験 講座
かと思うのだが、楽しくスタートできた。
今年は 、区画 を年度 ごとに 割り付 け をお こな い、
そ のこと により 無理し ない程 度の作 業 量と する こと
とし た。また 、マ ルチ ビ
( ニー ルで 植え 付け 箇所を
覆 う︶を 利用し 、今ま でのや り方と 作 業量 がど れだ
け違うかを試している。
春はタ ケノコ 掘りが 中止に なり、 梅 の実 取り がど
う なるか わから ない中 で子供 も大人 も 一緒 にで きる
ことを考えようと思っている。
秋にな るとサ トイモ 、ソバ の収穫 な ど作 業量 が多
く なる、 同様に 子供た ちの行 事も重 な って しま った
りする。 そんなと きは会員
の皆様に ﹁親子農 業体験講
座﹂を体 験してみ ませんか
とお声を かけます ので遠慮
しないで 、他の事 業はどん
なものか と参加を お勧めい
たします。
里山自然観察隊
平塚 芳雄
苦心した5月のモニタリング1000里地調査
5月の調査はメンバーの都合や連絡ミス等により、
3人 のメン バー がそれ ぞれ別 々に行 う結 果と な りま
した。 私は5 月 日 ︵土︶ 午前8 時 分 、いつ もの
よう に所定 のコ ースで 調査を 開始。 天気 、気 温 、風
の状 態など 調査 環境は 申し分 なかっ たの です が 、植
物に関する知識が浅いため同定に時間が掛り調査コー
ス途 中で午 前 時 を過 ぎてし まい、 その日 はそ こで
調査を 切り上 げ、残 りは5 月 日 ︵木︶ 午前 時か
ら実 施。そ の日 も時間 がかか り終了 したの は午後
時 分頃。
当 初から 1人 での調 査では スムー ズに 進め る こと
は難 しいと 考え 、昨年 の同じ 時期に 同じ 地域 で 確認
した 植物の リス トを参 考に、 事前に 出現 しそ う な植
物について図鑑等でその植物の特徴等を確認したり、
シダ 植物に つい ては知 ってい る数種 を除 き調 査 対象
外と したり しま しが、 現場で は知識 が浅 い1 人 での
調査 ではな かな か種の 同定が 難しく 断定 がで き ない
もの が幾つ も出 ました 。手持 ちの図 鑑で は詳 し い記
述がなく該当しそうな種が見当たらないものもあり、
止むをえず両日とも
種程の草を確認の
ため掘ってビニール
袋に入れ持ち帰りま
し た。
今回の調査で嬉し
かったのは牛久城址
の山林内でキンラン
を見つけたことです。
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最近、砂利等が入れられ整備された山道の直ぐ近く
1m程の所に1株だけ静かに咲いていました。昨年
まで其処から m程離れたところにはあったのを確
認していたのですが山道の整備で消えてしまってい
ました。キンランは﹁牛久市レッドデータブツク﹂
では絶滅危惧Ⅱ種にあげられています。雑木林やス
ギ・ヒノキ林のやや明るい林床に生育しますが、管
理放棄や乱獲により減少していると考えられていま
す。
調査コースである牛久城址西側の水田は殆どの田
んぼで田植えが済み水が張られ、畦の縁は﹁畔塗り
︵くろぬり︶﹂がなされていました。放射能の心配
はないのでしょう、昨年と同じ風景です。ただ、畦
道はこの時季であれば湿地性植物などの雑草が生い
茂っているはずですが、除草剤が撒かれたためか黒っ
ぽい茶褐色になっており、緑で残っているのは除草
剤に強いイヌスギナが生えている所だけ。イヌスギ
ナは地下茎で増殖するので除草剤散布の影響が比較
的少なく
群生して
いる所も
あります。
植物観察
する立場
の者にとっ
ては残念
な情況で
すがこれ
も現実と
して受け
止め調査
を続けま
した。
雑木林応援隊
石川
満夫
収穫野菜のおいしい味はどう
してできるのか感心しています。
生育していく姿の変化もかわい
いものです。
店にない形の野菜があり、曲
がったり、太かったり、細かっ
たり、長かっ
たり、短かっ
たりしていま
す。
畑は手作業
が多く、汗を
流し疲れを感
じることもあ
りますが、そ
れを楽しみに
し、心身とも
に癒されてい
ま す。
巨木リサーチ2事業報告
平塚 芳雄
遅咲きサクラと巨樹のガイド
収 穫 間 近 に育 った野 菜
日︵ 土︶
今 年度 3回 の実 施を予 定し てい る牛 久市 協働 事
業﹁樹木 ガイド﹂ の第1回 を去 る4 月
28
に﹁ 遅咲 きサ クラ と巨木 巡り ﹂の テー マで 実施 、
参加者は
名︵一般 参加者
名、内夫妻 4組。
当プロジェクトが案内役を務めました。
23
当初応募 者は
名で したが 、当 日欠 席1 名を 含め
市側1名、里山の会3名︶。今回も高齢者が多く、
27
名のキャンセルがありました。
33
森の畑のある風景
春の訪れとともに暖かさも増してきました。そん
な森の畑の活動日、種じやがいもの植え付けをしま
し た。
じやがいもの種類は多く、肉色もさまざまで白・
黄・淡黄・紫もあります。変わり種の品種も増えて
います。種いもは大きいもの、小さいものが混在し
ています。
2∼4個に縦切り、切り口を主体として、草木灰
を腐敗防止などのためにまぶしました。
株間 ∼ ㎝程に開け、真ん中に堆肥と化成肥料
をまき、7∼ ㎝覆土しました。
生育期間は、追肥と土寄せが重要で、土寄せが不
十分だといもが緑色となることがあり、良くありま
せん。また茎の高さが ㎝程にのびた時で2本立て
として、いもを大きく育てます。
6月下旬∼7月上旬楽しみと喜びの収穫時期とな
ります。その前にいもの大きいのをさぐって掘り出
し、新じゃがいもの味を楽しむのも良いことです。
ビタミンCがたくさ んあるので、フラ ンスでは
﹃大地のりんご﹂と呼ばれています。森の畑作業の
楽しみなことです。
作業の合間ベンチに座ったりしながら持参のお茶
を飲んだり、お菓子・飴を食べたりし、皆んなでに
ぎ やか に旅 行な どの 話も 続 き
ま す。 楽し い一 時と なり ま し
た。
話は 時と して 野菜 の料 理 方
法 、家 庭料 理の 自慢 話、 野 菜
の 花と 同じ 様に 話の 花が 咲 い
ていきます。
10
4面
さとやま
うしく里山の会広報誌
15
落 葉 の 地 面 に立 つキ ン ラ ン 一 株
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40
10
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イヌザクラとウワミ
ズザクラは斜面林や雑
木林などで見られます
が気付かないことが多
く、教えられないとサ
クラとは思えない花の
形︵花序がブラシ状︶
です。ちなみに、両者
の見分け方として花序
の 枝に 葉 が 付 いて い る の が ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ 、 付 い て
い ない の が イ ヌザ ク ラ で す 。 よ り 明 確 に 理 解 で き る
よ うに 渡 辺 さ んが イ ヌ ザ ク ラ と ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ の 花
序 の現 物 を 持 参、 参 加 者 に 配 布 し て の 解 説 。 更 に 幸
い なこ と に 八 幡神 社 の イ ヌ ザ ク ラ は 枝 が 垂 れ 下 が っ
ていて、手にとって調べることができました。
戸塚 さ ん は 事前 に 撮 影 し た 写 真 を 使 っ て 解 説 。 日
枝 神社 で は ウ ワミ ズ ザ ク ラ の 花 が 満 開 の 様 子 を 他 の
樹 木に 遮 ら れ るこ と な く 見 る こ と が で き る ポ イ ン ト
で観賞することもできました。
サト ザ ク ラ の品 種 の 見 分 け 方 の ポ イ ン ト と し て 、
花 の色 や 花 び らの 枚 数 と 共 に 雌 し べ の 葉 化 の 状 況 や
本 数で 判 別 で きる こ と を 桜 の 木 を 前 に し て 、 資 料 を
使 い現 物 を 見 なが ら の 渡 辺 さ ん の 解 説 で 参 加 者 の 理
解もより深まったことと思います。
あやめ受託事業報告
坂 弘毅
※ア ヤメ園の事業報告で すが作業 前に観測 しまし たの
でこの欄に掲載させていただきました。 佐
(藤︶
金環日食 撮りたい一心の閃き
2012年5月 日︵月︶ 932年ぶりの 世紀 の
一 瞬がやってきた。9 32年ぶりとは 、すご い数 字
だ が、これは、日本の 総人口の2/3 の83 00 万
人 の生活圏で見られる と言うことだ。 確かに これ は
す ごい 。
しかし、前日までのんびりと構えていたツケが回っ
てきた。 日夕方、日食用眼鏡を購入しようと外出、
先ず牛久の2軒の大 型家電店、完売 。次に ホー ム
センター2軒完売、本屋4軒とも完売、更に竜ヶ崎、
つくばと足を伸ばしたが入手出来なかった。
急いで帰宅、愛用のカメラ保管庫でNDフィルター
︵ 減光フィルター︶を 探索。見つかっ たのは サイ ズ
が 異なる古︱いND4 が2枚出てきた 。日食 に使 え
る 減光フィルターとは 、ND10,0 000 と言 う
も のである。要するに 太陽光を 万分の1に 減光 が
必 要 。 我 が 家の N D は 2 枚
重ねて8であるから、使
い も の に は なら な い 。 さ て
ど う す る か 、こ の 時 に 閃 い
た の は 小 学 校の 時 に 当 た り
前 に や っ た ガラ ス 板 に 蝋 燭
で煤を付ける方法であった。
物置でガ
ラスの破片を見つけ蝋燭で曇を付
けた。完成は日没後、テストは不
可。ここまで来ればぶっつけ本番
しかない。そして当日の朝を迎え
た。
10
当日はなかなか曇がとれない天気ながら、気温は
暑からず寒からずのまずまずの日和。
予定時刻を 分遅れ午前8時 分に市役所をバス
で出発、東猯穴町の八幡神社へ。八幡神社ではイヌ
ザクラ。次の上柏田の日枝神社ではサトザクラ︵一
葉・普賢象︶とウワミズザクラ。
市役所でのトイレ休憩後、シャトーカミヤでサト
ザクラ︵普賢象・関山・ウコン・御衣黄︶。続いて
近隣公園でシダレザクラと花の終わったオオヤマザ
クラ。最後に市役所構内で関山。これらの遅咲きサ
クラを中心に各箇所の樹木をガイド。ほぼ予定通り
時に無事終了しました。
案内したサクラは野生種のイヌザクラ・ウワミズ
ザクラと植栽のサトザクラ:一葉・鬱金︵ウコン︶
関山・普賢象・御衣香︵ギョイコウ︶。今年は寒さ
が長引き開花の時期が心配でしたが、ほぼ満開の状
態の花を見ることができ、ソメイヨシノやヤマザク
ラは既に花を散らしていたとはいえ、遅咲きサクラ
の観察時期としては最高でした。
日枝神社鳥居前のサトザクラ「一葉」の
説明を聞く参加者
12.4.28. 戸塚
5面
さとやま
うしく里山の会広報誌
12
15
45
20
21
日の 出4 時 分 き れい な朝 日だ 。 ガ ラ ス を 太 陽に
かざ す。 ま ん丸 で卵 の 黄身 の よ う な太 陽 が ガ ラ ス越
しに見える。よし、これでやってみようと決心。
月 曜日 は アヤ メ園 の 作業 日 で あ る。 普 段 よ り 1時
間早くアヤメ園に出勤?。アヤ
メ園の中央に陣取り、三脚を据
え、カメラを装着。そしてそーっ
とサイズの異なるNDフィルター
を重ねる︵サイズが異なるため
カメラにねじ込めない︶。その
更に外側に手持ちの煤で真っ黒
なガ ラス を 重ね てみ る 。液 晶 に 映 し出 さ れ た の は右
上から欠けだし
た太陽であった。
思わず﹁ヤッター﹂
と声を出してし
まった。太陽は
時々刻々欠けて
いく。そし
て金環︵A
M7時 分
秒牛久時︶、
実に美しい。
この金環も
あっという
間に下から
欠けていっ
た。世紀の
一瞬、見事
キャッチで
ある 。
理事会報告
広報担当
佐藤 輝雄
49
25
67
10
10
18
12
24
81
総会終了後、臨時理事会が開催されました。
第8回 通常総会が無事終了 して、その 後理事 が招
集され臨時理事会が開催されました。
総会で役員の選任が承認たのは、
︵五十音順︶
理事 阿部 幸浩
〃 雨宮 廣之
〃 石神 良三
〃 斎藤 孝
〃 坂 弘毅
〃 佐藤 輝雄
〃 平塚 芳雄
〃 渡辺 泰
監事 小林 久
〃 増田 勝彦
以上の 名です。
坂 弘毅
阿部 幸浩
石神 良三
が再任されました。
理事会 で役員の中から代表 理事・副代 表理事 を選
出し
代表理事
副代表理事
〃
10
役員一 同、平成 年度のうしく里 山の会の発 展の
ため全力 を尽くしていきます ので、よろ しくお 願い
いたします。
総会・ 理事会終了後、 時から牛 久自然観察 の森
の周辺の美化運動 の一環とし
てゴミ拾いを行いました。
参加していただ いた皆様に
お礼申し上げます。
ありがとうございました。
13
第8回通常総会が開催されました
うしく里山の会の﹁第8回通常総会﹂が開催され、
全 ての 審議事 項が承 認され まし たの で 報告 いた しま
す。
開催日 平成 年5月 日︵日︶
時間
時∼ 時
場所
牛久自然観察の森 ネイチャーセンター
レクチャー室
出席者数 名 委任状提出数 名 合計 名
当 日の会 員数は 名で 規定の 2分 1を 超え たた
め、定足数を満たし総会は成立しました。
︵代表理事の挨拶︶
う しく里 山の会 は、来 年 年 で創立 から 周年
を迎 える。 牛久市 の高齢 化が 進む 中 、里 山等 の自
然を 守るた めにも 、うし く里 山の 会 の活 動は 重要
性を増すので一層の協力をお願いしたい。
︵審議内容︶
第1 号議案 ﹁平 成 年 度事業 報告 およ び決 算報
告 につい て﹂説 明があ り審 議の 結 果全 会一 致で
承認されました。
第2 号議案 ﹁平 成 年 度事業 計画 およ び収 支予
算 につい て﹂説 明があ り、 審議 の 結果 全会 一致
で承認されました。
第3 号議案 ﹁特 定非営 利活 動促 進 法の 改訂 にと
も なう定 款変更 につい て﹂ 説明 が あり 、審 議の
結果全会一致で承認にされました。
第4 号議案 ﹁平 成 年 度役員 選任 につ いて ﹂説
明 があり 、審議 の結果 全会 一致 で 承認 され まし
た。
以上 が総会 の結果 ですが 、議 案の 詳 細に つい ては
前に配布されました議案書を参照してください。
24
20
23
24
24
6面
さとやま
うしく里山の会広報誌
29
時 間 の 経 過 ととも に 捉 え た 日 食
23
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7面
さとやま
うしく里山の会広報誌
牛久自然観察の森だより
チーフコーディネーター 齊藤 孝
身近な樹木
N o.1 5
アカメガシワ
齊藤 孝
園内における除染作業にご協力ください
20
結束町みどりの保全区
エコアップ作戦
﹁エコアップ作戦﹂参加者募集のお知らせ
20
牛久市結束町の牛久自然観察の森に隣接する﹁牛
ト ウダ イ グ サ 科 ア カ メ ガ シ
ワ 属 の落 葉 広 葉 樹 の 高 木 。 本
州 ︵ 宮城 ・ 秋 田 県 以 西 ︶ ∼ 琉
球 に 分布 し 、 県 内 に も 広 く 自
生 。 市内 で は 斜 面 林 や 林 縁 な
ど に あり 、 先 駆 植 物 ︵ 人 間 の
活動等によってできた裸地で、
一 番 先に 生 育 す る 植 物 ︶ の た
め 、 あち こ ち の 裸 地 に 生 え て
います。
樹皮は灰褐色で縦に 細長い網 目状の 模様が でき
ま す。葉は互生し、長 柄があり 、葉身 は倒卵 状円
形 ∼広卵形で、先端は 鋭く尖り、長さ 5∼ ㎝。
雌 雄異株。開花期は6 月∼8月 、枝先 に長さ 7∼
㎝の円 錐花序をつけ、雌雄 花とも淡 黄色で 、地
味 な色合いです。果実 は蒴果で 扁球形 、刺状 突起
が あり、経約8㎜、熟 すと3∼ 4裂し 、黒色 の種
子を出します。
名前は写真のように 芽吹き︵ 新葉︶ が赤く 、こ
の 葉にカシワのように 食物を盛 ったこ とに由 来し
ま す。別名で五菜葉︵ ゴサイバ ︶、菜 盛葉︵ サイ
モ リバ︶と呼ばれます 。新芽が 赤いの は、赤 い毛
を いっぱい付けている ためで、 赤い葉 の表面 を爪
でこすると、
毛が取れて緑
葉 に なり ま す 。
材は柔らか
く、床材・下
駄などに用い
られます。若
葉は和え物や
おひたしとし
て食べられま
す。
︵戸塚昌宏︶
アカメガシワの赤色の新葉
12.5.5
久市結束町みどりの保全区﹂の森林維持管理作業を
20
行う﹁エコアップ作戦﹂では、地域の皆さんの協力
30
のもと、下草刈りや除間伐、風倒木の処理等を行なっ
分
1階倉庫前︵予約不要/荒天時は中止︶
持ち物↓長靴、軍手︵長袖、長ズボン︶
029︲874︲6600
※刈払機・チェーンソー使用は資格所有者のみ。
問い合わせ先
担当:石神
六月の除
染作業は、
来園者が歩
くことの出
来る園路部
分と、立ち
入りを規制する区域の設定の為の杭打ちとロープ張
りを行います。これは、園内の森林除染についての
段階的な実施計画に関連しています。力仕事に自信
のある方のご参加をお待ちしています。
実施予定日:平成 年6月 日 水
( )
午後1時∼3時 分 雨(天中止 )
作業内容 :立ち入り規制区域設定の為の
丸太杭打ち込みとロープ張り
持ち物
:布手袋︵軍手等︶、長靴、タオル、
飲 み物
服装は長袖長ズボン
※ 作業 道具 は
森で準備
申込み不要:
当日ネイ チャ ーセ ン
ター前集合
24
ています。活動には会員・一般問わず参加出来ます。
時
分
30 30
皆様のご参加お待ちしています。
6月の活動日時
1日︵金︶午前9時∼
日︵日︶午後1時∼3時
11
集合↓牛久自然観察の森ネイチャーセンター
17
うしく里山の会広報誌
さとやま
8面
2012年 6月 NPO法人うしく里山の会 活動カレンダー
日
月
火
水
木
金
土
1
2
○里山保全ボランティア
9:00NC
○クラフトプロジェクト
13:00NC
○親子農業体験講座
9:00畑
7
8
9
○アヤメ園(受)
8:00アヤメ園P
○巨木リサーチ2(特)
13:30ボランティアC
(HB編集委員会)
14
15
16
○アヤメ園(受)
8:00アヤメ園P
○クラフトプロジェクト
13:00NC
○親子農業体験講座
9:00畑
○チーム 街路樹20(受)
8.15牛久駅開札口
(松戸研修見学会)
※活動日は天候等により変更とな
る場合があります。
最新情報はホームページをご確
認ください。
【凡例】
3
4
○巨木リサーチ2(特)
8:30ボランティアC
○アヤメ園(受)
8:00アヤメ園P
○森の畑
9:30畑
10
11
12
○雑木林応援隊
9:00ムジナ
○アヤメ園(受)
8:00アヤメ園P
(休園日)
5
6
森:牛久自然観察の森
NC:牛久自然観察の森ネイチャーセンター
P:牛久自然観察の森駐車場
炭小屋:牛久自然観察の森駐車場奥の炭小屋
畑:牛久自然観察の森駐車場奥の畑
コジュケイ:牛久自然観察の森コジュケイの林
観察舎畑:牛久自然観察の森内観察舎前の畑
ムジナ:結束町の雑木林(通称ムジナの里)
(休園日)
13
○森の畑
9:30畑
○里山自然観察隊
(モニタリング里地調査)
13:00得月院前P
市役所:牛久市役所本庁舎
市役所脇:市役所横の近隣公園
ボランティアC:牛久市ボランティア
市民活動センター
中央生涯C:牛久市中央生涯学習センター
アヤメ園:三日月橋観光アヤメ園
[会報等原稿〆切]
17
18
19
20
21
○運営委員会9:00NC ○アヤメ園(受)
○理事会11:00NC
8:00アヤメ園P
○里山保全ボランティア
13:00NC
○巨木リサーチ2(特)
8:30ボランティアC
(ガイド)
○森の畑
9:30畑
○観察の森除染作業
13:00NC
○アヤメ園(受)
8:00アヤメ園P
24
25
26
○雑木林応援隊
9:00炭屋
○アヤメ園(受)
8:00アヤメ園P
(休園日)
(休園日)
(休園日)
27
(休園日)
28
22
23
○チーム 街路樹20(受
13:00ボランティアC
(交流会)
29
(休園日):牛久自然観察の森休園日
(受):受託事業
(特):特別事業
30
○アヤメ園(受)
8:00アヤメ園P
○森の畑
9:30畑
○里山セミナー
10:00NC
○会報発送
13:00NC
30
10
広報委員会からのお 知らせ
次号2012年7月号の発送は6月27日(水)発送の予定です 。うしく里山の会ホ ー ム ペ ー ジではカラー の
会報を見ることができます ので是非ご覧下さい 。また 会報に 対す るご意見や皆さまからのご投稿をお 待ち
してお ります 。
メー ルのアドレスは(u-satoyama@jcom.home.ne.jp)です 。
※表紙上段の「うしく里山の会」のホ ー ム ペ ー ジのアドレスが変わりました 。
編集後記
●5月 日、7時 分ごろ、牛久市でも金環日食が観
測されました。私も三日月橋・アヤメ園で仲間数人と
観測用メガネを使用して天体ショーを堪能しました。
東京近郊で金環日食が見られたのは1839年以来
とのこと。そして今回のように日本の広い範囲で観測
されたのは、平安時代の1050年︵960年前︶以
来で、次に見られるのは300年後の2312年とい
うことです。約1200年に一度のチャンスに私たち
は出会うことができ非常に幸運に恵まれました。
観測用のメガネはこれで不要になったかと思いまし
たが、またすぐ利用する機会があるとのこと。それは
6月6日、地球と太陽の間に金星が入る﹁金星の太陽
通過﹂が起こるようです。7時 分頃に太陽の表面を
左から右に通過しますので是非このメガネを利用して
観測されたらいかがでしょうか。
●先日、テレビで﹁増えるヤマビル﹂について放送し
ていました。私も若い時分には登山を楽しみ﹁ヤマビ
ル﹂に遭遇したことは多々ありましたし、何年か前に
﹁屋久島﹂に行った時も﹁ヤマビル﹂に注意するよう
に現地の人から言われました。動物の二酸化炭素や熱
に反応してすぐに飛びつくようです。頭上の木の枝に
もついていて人などが通ると落ちてくるとのこと。
放送によると最近丹沢山系の近くや厚木地区の住宅
街に﹁ヤマビル﹂が多く生息して住民が吸血される被
害が広がっているようです。これはシカやイノシシや
小動物が住宅地に下りてきて体に付いた﹁ヤマビル﹂
を落としていく。また、丹沢山系に登山をした人たち
の体に付いてきてバス停等に落としていく。バス停に
は︵﹁ヤマビル﹂を落とさないで︶の看板もありまし
た。人は吸血されてもほとんど気がつきません。
また、自家用車で来た人たちは車の中に持ち込んで
自宅まで運ぶ恐れもあるとのことでした。茨城県では
まだ確認されていないようですが見つかるのも時間の
問題のようです。歓迎したくない生き物ですので注意
したいものです。
佐藤 輝雄記
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