2014年11月号 - 人吉医療センター

独立行政法人地域医療機能推進機構
独立行政法人地域医療機能推進機構
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人 吉 医 療 セ ン タ ー
2014 November
No.508
地域がん診療連携拠点病院・基幹型臨床研修病院・協力型臨床研修病院・地域医療支援病院・災害拠点病院・熊本DMAT指定病院・救急指定病院
135 年 の 歴 史 と 設 立 の 経 緯 を 忘 れ ず 全 人 医 療 を 提 供 し ま す
PIPC セミナー・ベーシックコース in 人吉 2014 開催
去 る、10 月 19 日 に 当 院 を 会 場 と し て「PIPC
セミナー・ベーシックコース in 人吉 2014」を開
催し、救急診療総合科の田浦尚宏医師と共にセミ
ナーの世話人を務めさせていただきました。PIPC
(Psychiatry In Primary Care) は、 米 内 科 学 会
(ACP)における教育セッションのために創始さ
れた、精神医学教育プログラムです。精神疾患を
持つ患者さんの多くはそれと気付かず、身体愁訴
を主訴に非精神科医を受診します。しかしなが
ら、非精神科医は知識として精神疾患を知っては
いますが、
「診る訓練」を受けていないので、精
神疾患の患者さんをうまく取り扱うことができま
せん。患者さんは良くならないので不満を抱く。
医師は良くすることができないのでストレスを抱
く。こうした不幸の連鎖が絶えることなく続いて
いるのが現状です。PIPC はこうした患者さんと
医療者に対し、解決策を提供するために作られま
した。
今回のセミナーでは、熊本県内外から多数の医
療関係者(医師、看護師、薬剤師、MSW、医学
生、等)が参加されました。前日の 18 日土曜日
は、プレセミナーとして、スーパーバイザーの医
療法人 精翠会 吉田病院 院長 村上良慈先生によ
る「身体疾患の背景にある嗜癖行動~アルコール
使用障害を中心に~」をテーマにご講演いただき
ました。19 日の本セミナーでは、ファシリテーター
の井出広幸医師・木村勝智医師・宮崎仁医師に導
かれ、①具体的な問診方法、②精神疾患群に関す
るエッセンスを、現場で出会う頻度を考慮して絞
りこみ、実践で役立つ診療ツールとしてまとめた
「MAPSO」システム、③うつや不安の薬物療法や
自殺のブロック法、精神科医との連携方法などに
ついて、ワークショップ形式で楽しく学ぶことが
できました。
人吉球磨地域の自殺率は、他の地域と比較して
高い状況にあります。こうした現状を鑑みて、田
浦医師と相談しセミナー開催に至りました。最後
となりましたが、今回のセミナー開催にあたり関
係者の皆様に大変お世話になり、感謝申し上げま
す。セミナー参加者の皆様、ご参加いただき誠に
ありがとうございました。今回のセミナーが、人
吉球磨地域の心療における不幸の連鎖を断ち切る
一助になれば幸いです。
熊本大学医学部附属病院 臨床研修医
人吉医療センター 協力型臨床研修 香田 将英
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50 8 号
臨床研究セミナーのご案内 平素より、臨床研究・市販後調査等の情報提供等、大
変お世話になっており、ご協力ありがとうございます。
治験センターでは、研究経験豊富な薬剤科の福島科長
の協力を得、CRC が看護研究や学会発表等の支援をして
います。また、医師・認定看護師・医療技術部門スタッ
フの多職種チーム企画の臨床研究を支援し、発表数だけ
でなく統計解析を用いた発表も増えています。
2010 年からは年間計画に従い、CRC による院内全職員
対象に臨床研究セミナーを実施しています。現在は個別
相談に加え、看護部は基礎編と経験者編の 2 コース、他
の医療技術部門も基礎編の研修を実施しています。主に
研究計画書立案からデータ集計(excel)やスライド作成
方法など定期的に実施しています。参加者から「尋ねに
くい基礎的な点が理解できた。難しくなかったので研究
の進め方がわかった気がする。できそう。スキルアップ
できた。」など方法論がわからず敬遠されがちだった臨床
研究が若干身近なものになりつつあります。
― 研修のご相談お受けします ―
ジメント学会 九州・山口連合大会」を主催します。ぜ
ひ多くの皆様の発表をお待ちしております。基礎的な内
容が中心ではありますが、近隣医療機関の皆様の一助に
なればと思い、セミナー開催のご依頼をお受けしたいと
思っております。ご要望の際は、医療機関毎もしくは同
職種でご依頼をお願い致します。
また、現状評価や種々の検討など統計解析のご相談が
ございましたら、ご協力させて頂きながら、自己研鑽に
努めていきたいと思います。
「CRC にできることは頑張ってやってみる!」の気持
ちで日々精進しておりますので、微力ではございますが、
お気軽にご相談下さい。
治験センター CRC 岩崎ユリ
Tel:0966-22-2191(内線 636)
FAX:0966-22-8104(治験センター直通)
e-mail:iwasaki-yuri@hitoyoshi.jcho.go.jp
また、H27 年 11 月には人吉で「第 14 回日本医療マネ
看 護部特別講演 開 催
今年 4 月人吉医療センターに赴任し、訪問診療・訪問
看護の現状とさらに地域の資源を活用することの必要性
を感じ、名田庄診療所で診療を実践されている中村伸一
先生の講演を病院スタッフにぜひ聞いてもらいたいと思
い講演会を計画しました。
11 月 3 日文化の日に中村伸一先生をお迎えし、人吉医
療センター講堂にて“自宅で大往生”~「ええ人生やった」
と言われるために~のテーマで特別講演を開催しました。
中村先生は福井県の山村にある診療所で、そこに住む人々
の生活に寄り添いながら、診療所での診察や各家庭への
往診を行い、数多くの講演もこなしていらっしゃいます。
その中村先生のパワーの源は何だろうと思いながらお話
を聞いていると「若いころは自分が地域を支えているつ
もりでした。誤診を許され、コンビニ受診も控えてもも
らった私は、地域井育てられ、地域から支えられていた
のです」と話されました。先生の患者人生に寄り添い、
その人の暮らしぶりや悩みまで熟知したうえで最善の治
療を行う。そして亡くなる最後まで自宅で家族と暮らし
たいという住民の思いに応え、スタッフと共に 24 時間体
世界がブルーに染まりました
11 月 10 日(月)から 11 月 16 日(日)は第 50 回全
国糖尿病週間です。
この期間に、糖尿病啓発活動に賛同する各団体・機
関が糖尿病啓発活動のシンボルカラーであるブルーの
ライトアップをおこないました。
特に 11 月 14 日は世界糖尿病デーとなっており、世
界のあちらこちらでブルーのライトアップがなされた
2
制で取り組む姿勢が患者と医療者との信頼関係を構築し
ているのだ、お互い支えあって暮らしているのだと感じ
ました。
最後に参加された皆さんの感想を紹介します。
「とても良い時間をいただきありがとうございました。笑
いと涙、心の中にスッと入ってきました。感動しました。
これからの看護に自分の人生に役立てていきたい」
「今日の研修とても心にしみました。心の通う先生の実際
に言葉と笑顔・ユーモアで今日の休日の過ごし方は 100%
満足でした。
」
「とても元気をいただきました。先生の生き方に感動しま
した。人のため、地域の為に生きるってステキですね・
健康の捉え方まさにそうだと思いました」
「看取り。施設でも多くなっています。少しでも取り入れ
ていけたらと思いました」
先生の講演は泣いたり笑ったりとても楽しいもので
あっという間の 2 時間でした。
看護部長 井手 美智子 ようです。当院でも、
「糖尿病予防フォー
ラム in 人吉球磨」におけるブルーライ
トの設置に賛同し正面玄関の一部のライ
トアップをおこないました。
糖尿病は生活習慣による影響を大きく
受ける疾患です。当院でもブルーサーク
ルメニューの紹介などをおこなっていま
す。生活習慣を見直し、適度な運動と適
切な食事を心がけるにしましょう。
独立行政法人地域医療機能推進機構
人 吉 医 療 セ ン タ ー
がん患者医科 歯 科 医 療 連 携 開 始!
がん治療には様々な合併症が発症することがありますが、
その一つとして、口腔合併症があります。特に侵襲の大き
い手術では、局所合併症や肺炎が高い頻度で起こることが
報告されています。これらの合併症に対し、口腔内の衛生
状態や健康度を保つことが治療の経過や予後に大きく関与
することが、さまざまな研究から明らかになっています。
近年がん治療を支える医療としても、歯科治療や口腔ケア
が位置づけられるようになり、この度当院においてもがん患
者の医科歯科医療連携の開始の運びとなりました。
連携歯科医院の歯科医師は厚生労働省委託により、日本
歯科医師会主催のがん治療と口腔の関係についての研修を
受けています。研修内容によって次の3つの連携に分かれ
ています。
連携1 「手術前患者を対象とした口腔ケア」
連携2 「がん化学療法と頭頸部放射線治療における歯科
治療・口腔ケア」(ビスフォスフォネート含む)
連携3 「がん緩和医療における口腔ケア」
「お口のチェック表」による評価を当院の外来、入院で適
宜行い、必要に応じてかかりつけ歯科医、もしくは連携歯
科医へ紹介を行い、歯科治療、口腔ケアを開始します。
がんの告知を受け、少なからず精神的に動揺されている
患者さんに『がん治療を開始するのに何故歯科治療が必要
なのか』をわかり易くお伝えし、合併症を予防し、少しで
も苦痛の少ないがん治療が提供できるように取り組んでま
いります。
がん相談支援センター 社会福祉士 南 秀明 第 18 回 独立行政法人地域医療機能推進機構人吉医療センター
研究発表会開催のお知らせ
12 月 13 日(土)人吉市カルチャーパレス小ホールにお
きまして、第 18 回 独立行政法人地域医療機能推進機構
人吉医療センター研究発表会を開催いたします。職員が
日頃の研究の成果を発表する他、今回は「人吉球磨の地
域包括ケア」についてのパネルディスカッションを開催
する予定です。
地域で包括ケアを推進すべくご活躍をされている、岩
井クリニック 岩井顯先生、とやまクリニック 外山裕
二先生、地域密着型特別養護老人ホームアゼリア 尾方
洋平先生、訪問看護ステーション愛生会 入江祐公 先
生にパネラーとしてご講演いただき、活発なパネルディ
スカッションが展開される予定です。
研究発表会・パネルディスカッションは、どなたでも
ご参加頂けます。医療関係の方、地域住民の方、多数の
ご参加をお待ちしております。
また、平成 27 年 11 月 20・21 日は日本医療マネジメン
ト学会 第 14 回九州・山口連合大会が人吉市で開催され
ます。九州・山口の医療・保健・福祉機関から多くの関
係者が人吉球磨を訪れられる予定です。こちらも、発表
者以外の方もご参加いただけます。詳細は順次広報誌に
て掲載してまいります
第 18 回 独立行政法人地域医療機能推進機構人吉医療センター研究発表会
日時 : 平成 26 年 12 月 13 日 14:00 ~
場所 : 人吉市カルチャーパレス小ホール
慢性疾患セルフマネジメントワークショップ
8 月 22 日から 9 月 26 日までの毎週金曜日、人吉医療セン
ター第 1 研修室においてセルフマネジメントプログラムが
開催されました。
病気を持って生活していると、つい人と自分を比べてし
まい、できない事やあきらめてしまうことがあります。今回、
人生の様々な問題に対して自分で問題解決をしながら生き
ていけるようにと、次の6つのテーマについて 8 人の同士
と共に学びました。①自分の不安やイライラ、落ち込みの
感情に対処する方法、②日常的に自分の体調に無理のない
範囲で運動を取り入れる方法、③薬を飲む時に注意する事
や、飲み忘れを防ぐための工夫、④周りの人と良い関係を
作る、自分を理解してもらう、相手を理解するための方法、
⑤適切な食生活とは、正しい食事をするための方法、⑥納
得した治療を選択できるようにするために知っておくポイ
ント。講義形式での勉強会とは違い、自分の話をし、他の
参加者の話を聞きながら、自分のペースで学べる集まりは、
進行役も病気を持っている方なので病気と折り合いをつけ
ながら生活してゆくプログラムです。自由に話せる雰囲気
がとてもよく、しゃべりたくない人はしゃべらなくても、
発言は強制されることもなく安心して参加できる雰囲気が
とても印象的でした。お互い呼んでほしい名前を名前札に
書き、私は「姫」と呼んでもらうことにしました。そして
一緒に自分のアクションプランを考え、みんなの前で宣言
し、実行、そして結果を発表です。1 週間の間にはお互いに
メール・電話などで進行状況を聞いたり、励ましたり、「姫、
お忙しい仕事の中いかがですか」「あと一回で達成、ありが
とうございます」支援するだけでなく、支援してくれる人
がいて心強いものを感じました。
最後の日参加者の詩吟を拝聴し、声が出なくなったと言
われる細くも力強い声に参加者全員パワーをいただきまし
た。病気と上手に付き合い人生を楽しく過ごすためにも皆
さんに参加を勧めたいと思います。
ICU 看護師長 楢木 さゆり 3
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50 8 号
合 同 慰 霊 祭
11 月 11 日(火)田中香花堂人吉斎場において、
人吉医療センター物故者合同慰霊祭が行われました。
ご遺族の方々と職員が参列し、平成 25 年 10 月 1 日
~平成 26 年 9 月 30 日までに当院でお亡くなりにな
られた 433 名の方々のご冥福をお祈りしました。
統計をみますと死因の約半数が悪性疾患となって
おり、次いで循環器系、呼吸器系、脳卒中の順となっ
ています。年齢では 70 歳以上が 7 割を超えており
高齢化社会の背景が伺えます。今後、益々高齢化が
進行していく中で、支え、寄り添う医療といったも
のも重要となっていくと思われます。当院は地域と
連携をとりながら地域の中核病院としての役割を果
たしていきたいと思います。
診療情報管理室 川内 広美 【当院における年代別 / 疾患別死亡件数】H25.10 ~ H26.9
年代
0~9
10~19 30~39 40~49 50~59 60~69 70~79 80~89
悪 性 疾 患
循環器系疾患
1
1
1
90~
総計
5
20
42
61
61
13
203
2
5
4
8
35
11
67
2
5
13
25
11
56
呼吸器疾患
脳 血 管・ 神
経系の疾患
1
9
4
8
19
2
43
消化器疾患
1
2
2
5
7
3
20
1
2
4
5
5
1
4
2
4
損 傷・ 中 毒
及びその他
の外因の影響
感
染
1
症
症 状・ 徴 候
及 び 異 常
臨 床 所 見
1
12
1
5
6
1
4
腎・ 尿 路
系 の 疾 患
1
2
内 分 泌・ 栄
養代謝疾患
1
1
血液及び造
血器の疾患
総計
1
1
2
10
41
67
18
106
1
3
1
1
158
47
433
第 117 回 清流ハートクラブ
(心臓リハビリテーション患者会)開催!
当院のリハビリセンターには、心臓リハビリテーショ
ン(以下、心臓リハビリ)があります。心臓リハビリは、
動脈硬化性疾患である心筋梗塞や狭心症、大血管疾患、
末梢血管疾患や開心・開胸術後の患者さんを対象にした
疾患別リハビリテーションの一つです。その目的は、患
者さんの社会復帰支援に加え、「二次予防」いわゆる再発
予防への取り組みを行っていくことです。
当センターは二次予防の生活習慣改善に向け、食事療
法、薬物療法そして、運動療法に力を入れています。特に、
運動療法は心臓リハビリにおける中心的な役割を果たし、
多くのエビデンスが確立されています。しかし、運動療
法継続は自主的に行うことは難しく、多くの患者さんは
退院後や心臓リハビリが終わった後、心がけている運動
習慣が途絶えてしまいがちです。
10 月 23 日、運動の正しいやり方や運動の重要性を再
認識してもらい、運動を身近に感じて頂くため、「日常生
活に取り入れよう 10 分間ウォーキング」というテーマで、
心臓リハビリ患者会を開催致しました。
心臓リハビリにかかわるスタッフ 8 名が患者さんのサ
ポートに回り、約 1.5km(旧看護学校~人吉市役所経由
~旧看護学校)のコースで行いました。参加された患者
院内接遇研修会
10月14・16・20日に当院講堂にて株式会社 富田薬品 松山昌司先生を講師にお迎えし、院内接遇研
修が行われました。
「医療と接遇」をテーマに、あいさつや、態度、身だし
なみ、言葉遣いについて講義していただき、日頃、無意
識にしている接遇や人との関わり方が相手にどのような
印象を与えるかを、振り返る良い機会となりました。そ
の中で、非言語コミュニケーション(相槌・視線・笑顔
など)の大切さを改めて感じ、それが、患者様に安心感
4
さ ん は、 そ れ
ぞれのペース
で汗を流され、
充実した時間
を過ごされま
し た。 こ れ ま
での患者会は
ほとんどが座
学中心で行っていたため、新鮮でもあり、私としてもよ
い経験となりました。
運動の前後で血圧を測定して頂き、運動による降圧効
果も実感してもらいました。心臓が悪くなると、社会生
活への不安などが大きくなり、活動量が減ってしまいが
ちです。そのような悩みを実際にこのような形で解消し
ていくことも、当センターの心臓リハビリスタッフに求
められることであると感じました。今後も患者会で患者
さんの声を反映し、還元できるような会を継続していこ
うと思います。
リハビリテーションセンター 心臓リハビリ指導士 中田 大揮 を与えてくれること、患者様の立場を受容して、時には
共感してくれることを学ぶことができました。
また、言葉遣いに関しても、表現方法や話し方、身振り
でも、相互の理解に影響し、信頼関係を築く上でとても重
要となってくることを改めて再確認する事ができました。
この研修を通して、学べたこと、日々の業務で活かし
ていけるよう、1つ1つの声かけや、自分自身の態度に
気を付けるとともに、患者様に安心も提供できるよう、
より良い接遇を心掛けていきたいと思います。
リハビリテーションセンター 理学療法士 大山 秀人 独立行政法人地域医療機能推進機構
初期臨床研修 (地域医療)
今回は貴重な研修をありがとうございました。救急外
来と内視鏡検査室を見学させていただきました。救急外
来では、大腿骨頚部骨折の患者さんや小児の転倒などの
症例を経験しました。済生会には小児科がないため、救
急外来で初めて子供の対応をさせていただきました。泣
いて暴れたり、指示に従ってくれなかったりと診療の難
しさを感じ、また親への I.C. の重要性を学びました。内
視鏡検査室は広々としていて、とても清潔感のある空間
でした。午後に大腸の ESD を見学させていただきました
が、熱心に指導していただき、とても勉強になりました。
人 吉 医 療 セ ン タ ー
将来、地域に根ざしたプライマリーケアをやっていき
たいと考えている自分にとって、地域医療の中核である
人吉医療センターを見学できたことは有意義なものでし
た。済生会では専門性が非常に高く、自分の専門分野以
外はほとんど診療する機会がないため、科にとらわれず、
色々な疾患や手技を経験できることに魅力を感じました。
また、医師の数が少ないと仕事の量が増え、責任やプレッ
シャーが大きくなる一方で、科と科の隔たりが小さくな
り、団結して患者さんに医療を提供するという認識が生
まれてくると感じました。
今後、人吉医療センターにお世話になる機会があるかも
しれませんが、その時はどうぞよろしくお願い致します。
済生会熊本病院 臨床研修医 前田 大樹 インフルエンザ流行の季節になりました
冬季に特有なウィルス性疾患(インフルエンザやノロウィルス)の時期なりました。感染予防対策できていますか?
昨シーズンは、当院の約 40 名の職員が発症してしまいました。今シーズンの対策は万全ですか?
【日常できる予防対策】
★手洗い
★咳エチケット
咳やくしゃみなどの症状がある時は、
マスクを着用しましょう。
症状がある方には、マスク着用をお願いしましょう。
★十分な栄養と休養
ワクチンは接種後に抗体が産生されるまでには 2 週
間程度を要します。また、その効果の持続は約 5 ヶ月
程度といわれています。ワクチンは接種したら絶対に
かからないというものではありませんが、ある程度の
発症を抑える効果と重症化を予防します。
【症状がある時】
★可能な限り他者との接触をさけ、速やかに医療機関を
受診してください。
【抗ウィルス薬予防投薬について】
予防に用いる場合には、原則として、インフルエンザ
ウィルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同
生活者である下記の方が対象(健康保険適用)となります。
1.高齢者(65 歳以上)
2.慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
3.代謝性疾患患者(糖尿病等)
4.腎機能障害患者 インフルエンザにならないように、感染対策をお願します。
感染管理室 感染管理認定看護師 別府 るみ コーラス部
映画
デビュー
11 月 17 日 当院のコーラス部が 2015 年秋公開予定 映画「スクール・
オブ・ナーシング」にエキストラとして参加しました。
監督のお姉さんが、ピアノを弾き看護学校の校歌を歌うシーンの撮
影に参加し、本物の女優さんの顔の小ささに驚くと同時に、熊本県の
大人気ゆるキャラであるくまモンとの共演も果たすことができました。
ご当地映画として、市内の様々な場所で撮影がなされています。映画の
ワンシーンに知り合いが出ているかも?そんな期待を抱きつつ来秋の公開
を楽しみにしたいと思います。 公式サイト:http://nurse-movie.jp/
シリーズ ヨーガ Vol.6
クリスマスコンサートの
ご案内
今年は平成音楽大学専門スタッフの方においで
頂き、音楽療法を兼ねた演奏や歌などをご披露頂
けます。患者様、ご家族、どちらさまもご入場く
ださい。
日 時:平成 26 年 12 月 17 日(水)
13:30 ~ 15:00
場 所:当院 3 階 講堂
人吉医療センター・総親会コーラス部
ヨーガで“ゆるやか、和やか、心地よか”
シャバ・ア-サナ [ 完全弛緩の体位 ]
シャバ・ア-サナはあお向けで足を伸ばし全身の力を抜いて寝ている状
態です。
「死体のポ-ズ」とも呼ばれるように、どこにも緊張のない状態で、
体の骨格、関節、筋肉、じん帯すべてゆるみます。心身が完全にリラック
スして横たわっていながら、鮮明な意識を持って覚醒しているのがシャバ・
ア-サナの理想的な意識状態です。
仰向けになることで重力のストレスから解放されます。緊張の部位の筋
肉がゆっくりとゆるみ、そこへたっぷり酸素を含んだ新鮮な血液が流れ体
のすみずみにゆき渡ってゆきます。体はあたたかく、やわらかく、呼吸は
静かになってゆきます。体がゆるんできますと、とらわれの心や心配ごと
も自然に遠のいて、心と体は安らぎの中へ入ってゆきます。忙しい現代人
にとても必要なポ-ズですね。
ヨ-ガの体位法(ア-サナ)を行った後はぜひシャバ・ア-サナを入れ、
ア-サナの効果をシャバ・ア-サナでとり込むようにしましょう。
参考本:
「しあわせヨ-ガ」
日本ヨーガ禅道友会教師 菊池 純子
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50 8 号
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翔句会開催!
回
11 月 3 日
(日)
平成 26 年度 看護部特別講演
「自宅で大往生
“ええ人生やった”
と言われるために」
おおい町国保名田庄診療所 所長 / 自治医科大学地域医療学 臨床教授 中村 伸一先生
11 月 7 日
(金)
第 54 回人吉・球磨最新医療研究会
「消化器疾患の最新の話題について - がんペプチドワクチン療法を含む -」
久留米大学がんワクチンセンター 准教授 由谷 茂先生
11 月 12 日
(水)
第 55 回人吉・球磨最新医療研究会
「膵内視鏡治療の最前線」
東京医科大学 消化器内科学分野 准教授 糸井 隆夫先生
11 月 13 日
(木)
第 78 回消化器カンファレンス
「神経線維腫症 2 型に合併した胃神経鞘腫の 1 例」
人吉医療センター 外科 八木 泰佑先生
「膵石の 2 例」
人吉医療センター 消化器内科 西村 淳先生
11 月 19 日
(水)
第 86 回人吉球磨小児科研究会
「アナフィラキシーで入院した当院での症例の検討」
人吉医療センター 小児科 岡田 拓巳先生
「通常の経過をたどらなかった RS 気管支炎の男児例」
球磨郡公立多良木病院 小児科 部長 師井 敏裕先生
11 月 20 日
(木)第 10 回 Cancer Net 研究会 / 第 2 回抗がん化学療法カンファレンス
「
「私のカルテ」
新規パス紹介と
「私のノート」
紹介」
熊本県
「私のカルテ」
がん診療センター コーディネーター
泉谷 洋望さん
「がん診療における精神症状への対応・サイコオンコロジーについて」
熊本大学大学院生命科学研究部 神経精神医学分野 神経精神科 城野 匡先生
や
原 亜矢(外来クラーク)
最終卒業校:指宿商業高校
趣味:ウィンドウショッピング
好きな言葉:七転び八起き
自分の長所:温厚
自分の短所:優柔不断
自分のコマーシャル:謙虚さと感謝の気持ちを忘れずに、常に
前向きに取り組んでいきたいと思っております。
11 月 25 日
(火)
人吉・球磨 皮膚科領域研究会
「皮膚疾患と先進医療」
熊本大学大学院生命科学研究部 皮膚病態治療再建学 教授 尹 浩信先生
11月のフレッシュマンセミナー報告
11月 6日 「福岡のおいしいお店」 北岡 志織
11月13日 「私のふる里について」 田口 ゆり
11月20日 「座間味島について」 前原 由紀
11月27日 「キャプテン翼について」 潮 龍弥
E-mail
6
笑って健康促進!
第
あ
平成二十六年十月開催分の句をご紹介します。
どうぞご鑑賞下さい。
いくみ
尾﨑 郁美(外来クラーク)
最終卒業校:浅井学園大学:短期大学部
趣味:バドミントン
モットー:優しさと思いやり
自分の性格:マイペース
自分のコマーシャル:学ぶ姿勢を大切に、向上心を持って頑張
ります。
はら
川柳句会「翔」平成二十六年十月分
き
田上 摩紀(外来クラーク)
最終卒業校:九州福祉医療専門学校
趣味:手芸
生活信条:毎日笑顔で過ごす事
自分の長所:人見知りをしません
自分の短所:よく転びます
自分のコマーシャル:どんな時にも笑顔で頑張ります。よろし
くお願い致します。
おざき
●焼酎のほてり夜風が心地良い 比呂志
ま
●赤い羽根可愛い声の方に入れ 比呂志
●ひんやりし厚い布団に早変わり 保 義
のぞみ
川辺 希美(五木村診療所・事務員)
最終卒業校:麻生医療福祉専門学校
自分のコマーシャル;笑顔を忘れず、精一杯頑張り
ます。よろしくお願い致します。
たのうえ
11 月 の 勉 強会 報 告
こ
横田 芙蓉子(検査室・臨床検査技師)
最終卒業校:九州医学技術専門学校
趣味:音楽鑑賞
好きな言葉:ありがとう
自分の性格:マイペース
自分のコマーシャル:地元であるこの地で働けることを嬉しく
思います。最大限に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願
いします。
かわなべ
●ザンバラが初入幕で横綱と 保 義
●無農薬虫と半分おすそわけ カヅ子
介
●ラフティング去って寂しい球磨の川 カヅ子
●ひんやりの風が知らせる冬支度 緋 紗
み
●愛猫のすりよる鼻先ひんやりと 緋 紗
●お歳暮が孫から来た来た着払い 健二郎
ふ
紹
●超やばいエボラにデングにセアカグモ 健二郎
●老いた手に栗の皮むきままならぬ 佐津子
よこた
任
●青空に今日も元気と礼を言う 佐津子
●歳いくつ指で応える笑顔の児
圭 子
●検診を転ばぬ先の杖とする
圭 子
●熱を出しひんやり氷のう気持ちいい 智 子
●七五三衣装着せるのも大変だ 智 子
●柿おちる取るタイミング分らずに
レ イ
●バスの中一軒家見ゆどんな人
レ イ
次回も第四木曜日に本館二階図書室で開催致し
ます。ご自由にご 参 加 下 さ い 。
投 稿 の み の 参 加 も で き ま す。 院 内 設 置 の 投 稿 箱
にご投稿下さい。
新
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発行/独立行政法人地域医療機能推進機構 人吉医療センター 題字/「翔」吉村伯舟 初刊/昭和47年9月 印刷/㈲ソーゴーグラフィックス
TEL0966-22-2191・FAX0966-24-2116 URL http://hitoyoshi.jcho.go.jp/ E-mail main@hitoyoshi.jcho.go.jp
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