Unix, Linux - ローグウェーブ ソフトウェア ジャパン株式会社

2014.11.28 版
IMSL C ライブラリ Ver8.0
インストールガイド (Unix, Linux)
1.媒体/環境
2
2.注意事項(バージョンアップほか)
3
3.インストール方法
4
4.環境設定
13
5.ライセンス設定
14
6.動作確認
18
7.オンラインドキュメントほか
20
8.IMSL 製品に関するお問い合わせ
21
Part No.P10741, P10785, P10794, P10837, P10837, P10843 対応
ローグウェーブ ソフトウェア ジャパン株式会社
〒102-0084 東京都千代田区二番町 5-5 番町フィフスビル 3F
Tel: 03-5211-7760 / Fax: 03-5211-7769
URL: http://www.roguewave.jp/
1. 媒体/環境
このインストールのガイドは、IMSL C ライブラリ 8.0 および 8.0.1 に対応しています。
このインストールガイドに対応する製品の開発環境、および動作保証環境は次のとおりです。
媒体番
製品種別略称
rdhgc444x64
Hardware
OS
Compiler
備考
号.
Intel EM64T,
Red Hat EL AS
gcc 4.4.4
MKL 有※(注)
P10741
AMD Opteron
6.0
CUDA 有※(注 2)
(x86-64)
susgc434x64
Intel EM64T,
SuSE Linux ES
AMD Opteron
11.1
gcc 4.3.4
MKL 有
P10741
CUDA 有
(x86-64)
rdhgc444i32
Intel x86-32
Red Hat EL AS
gcc 4.4.4
MKL 有
P10741
gcc 4.3.4
MKL 有
P10741
6.0
susgc434i32
Intel x86-32
SuSE Linux ES
11.1
susin121e64
CUDA 有
Intel EM64T,
SuSE Linux ES
Intel C 12.1
MKL 有
AMD Opteron
11.1
for Intel(R) 64
CUDA 有
(x86-64)
Red Hat EL AS
SUSE Linux EL Intel C 12.1 for
Ver.8.0.1
P10785
6.0
lnxin121avx
Intel Xeon
E5
Server 11
Intel(R) 64
Patch Level 2 Intel C 13.1 for
Intel(R) 64
clecr816e64
Cray XC30
CLE 5.0.UP02 Cray Compiling
Environment
P10837
※(注 3)
Ver.8.0.1
P10843
※(注 3)
Ver.8.0.1
-
ライセンスマネージャ無
8.1.6
clein130e64
Cray XC30
CLE 5.0.UP02 Intel C 13.0 for
Intel(R) 64
solss122e64
Intel EM64T,
Solaris 10
AMD Opteron
(x86-64)
Sun Studio 12
(x86-64)
2
Ver.8.0.1
-
ライセンスマネージャ無
P10741
SPARC
solss122s64
Solaris10(SPAR Oracle Studio
C)
Ver.8.0.1
P10794
12.2
CD/DVD 版の場合、媒体番号は CD のラベルとケースの裏に P/N PXXXXX と記述されています。
ダウンロード版の場合はファイル名が cnl<Version><製品種別略称>.tar となっています。
※(注):『MKL 有』と書かれた製品は、Intel Math Kernel ライブラリを含んでいます。IMSL C ライブラリは、内部的に
MKL を呼び出すことができます。MKL の使用、未使用はインストール時の指定や環境変数の変更によって切り替える
ことができます。MKL の使用許諾は IMSL C ライブラリの利用許諾に含まれません。MKL の使用許諾は Intel のホー
ムページでご確認下さい。
※(注 2) :『CUDA 有』と書かれた製品は、CUDA BLAS 4.0 を含んでいます。CUDA4.0 対応の GPU 環境があるシス
テムでは、IMSL C ライブラリは、内部的に CUDA BLAS を呼び出すことができます。CUDA の使用、未使用はインス
トール時の指定や環境変数の変更によって切り替えることができます。CUDA の使用許諾は IMSL C ライブラリの利用
許諾に含まれません。CUDA の使用許諾は NVIDIA のホームページでご確認下さい。
※(注 3):Ver.8.0 と Ver.8.0.1 の違いは、Ver.8.0.1 のリリースノート
(<MAINDIR>/imsl/cnl801/<ENV>/notes/RELEASE_NOTES)に記載があります。
※ < MAINDIR > は IMSL インストールディレクトリ
<ENV> は上の表の『製品種別略称』の値
尚、このインストールガイドの本文では Ver.8.0 とのみ記述していますが、実際は Ver8.0 と Ver.8.0.1 です。cnl800
というディレクトリ名も、cnl8.0.1 をインストールする場合は cnl801 というディレクトリに読み替えて下さい。
2.注意事項
バージョンアップをする場合、もしくは IMSL Fortran ライブラリ(IMSL Fortran Threadsafe ライブラリを含む)
と同じマシンにインストールする場合は、お手数をおかけしますがローグウェーブ ソフトウェア ジャパン㈱([email protected][email protected]合のインスト
ール方法と、注意事項についてご案内させていただきます。
尚、IMSL C ライブラリ 7.0 以降では各リンク用環境変数($LINK_CNL など)でのベンダーライブラリ
の使用、未使用が、IMSL C ライブラリ 6.0 以前と変更されています。IMSL C ライブラリ 6.0 からのバ
ージョンアップの場合は、『6.動作確認』でのリンク用環境変数のベンダーライブラリについての記述にご
注意下さい。
3
3.インストール方法
3-1.インストール前処理
CD/DVD ドライブ版の場合は『3-1-1.CD ドライブのマウント』、ダウンロード版の場合は
『3-1-2.ダウンロードと解凍』を参照して下さい。
3-1-1.CD※ドライブのマウント
※P10741 の媒体は DVD ですが、ここでは CD ドライブや CDROM の名称で記述します。
1) CDROM マウント用ディレクトリの確認
CDROM 自動マウントが行われない環境では、 /cdrom ディレクトリが存在する事を確認して
ください。/cdrom ディレクトリが存在しない場合は、以下のコマンドを実行してください。
但し、root の権限が必要です。
mkdir /cdrom
2) IMSL の CDROM を CDROM ドライブに入れる
3) CDROM をマウントする
各 OS 毎の CDROM のマウント手順は以下の通りです。尚、コマンドによっ
ては root の権限が必要な場合があります。
① SUN Solaris の場合
CDROM は自動マウントされます。
注意1)
マウントポイントは通常、/cdrom/P<媒体番号>
例:/cdrom/P10741
注意 2) CDROM を取り出す場合は eject cdrom または
ファイル・マネージャで『取り出し』を指示
② Linux の場合
CDROM は自動マウントされます。自動マウントされない場合は、
下記コマンドで CDROM をマウントします。
mount –r <device> /cdrom
注意 1) <device>は、CDROM デバイス名。/dev/cdrom など。
注意 2) CDROM をアンマウントする場合は umount /cdrom
4
3-1-2.製品のダウンロード
1) 弊社のダウンロードサイト
(http://ftp.roguewave.com/WebInterface/login.html)にアクセスし、弊社か
ら送られたダウンロードサイトのご連絡に書かれている Username、Password でログイン
して下さい。
2) インストールする製品のフォルダをチェックし、左上の”ZipDownload”をクリックして下さ
い。”ftp.roguewave.com から archive.zip を開くか、または保存しますか?”とメッセー
ジが出るので、”保存(S)”ボタンをクリックすると、ダウンロードが開始されます。
3) チェックしたフォルダは archive.zip ファイルという zip ファイルにまとめられてダウンロードされま
す。Zip ファイルをインストールを行うマシンの任意のディレクトリに置き、次のコマンドで解凍し
て下さい。
unzip archive.zip
4) 解凍されたフォルダ内の tar ファイルを展開して下さい。
cd IMSL_C_Numerical_Library_<arch>
tar xf cnl<version><製品種別略称>.tar
※
<arch>は CPU、OS、コンパイラなどの情報。<製品種別略称>は2ページの表を参照。
3-2.インストールディレクトリの作成
IMSL ライブラリをインストールするディレクトリ名のデフォルトは /usr/local/vni です。このインストルガイドではデフォルト名で説明しますが、/usr/local/vni 以外のディレクトリにインストールしても
全く問題ありません。
> cd /usr/local
> mkdir vni
3-3.インストーラの起動
インストーラを起動します。
インストーラの起動、およびこれ以降のインストール作業は、root の権限を持っている必要は特にあり
ません。
> cd /cdrom/P<媒体番号>/imsl/install (CD 版の場合)
> cd imsl/install
(ダウンロード版の場合)
> ./cd_install
キャラクタベースのインストーラが立ち上がります。
5
※注) Linux で CD を自動マウントすると、CD 内のファイルの実行ができない場合があります。
インストーラが実行できなかった場合は、「3-1.CD ドライブのマウント」の②を参照して一旦アンマウントし、
手動でマウントしなおして下さい。
3-4.インストーラの操作
① “Rogue Wave Software License Agreement” が表示されます。全て表示されるまで、
スペースで先に進みます。
② “Do you agree to the terms of this license agreement (Y/N)?” :
同意する場合は ”Y” を入力してください。
・これ以降は入力項目の既定値は各表示の[]で示されます。既定値と同じ場合はリターンキーを入力してください。
・インストールは ctr+c で強制終了できます。
③ リターンを押して先に進みます。
IMSL Installation
This procedure installs Rogue Wave Software's IMSL products.
During the installation session, you will be prompted for
various input. Choices that have default responses are
enclosed in brackets ([]).
To abort the installation procedure at any time, press ^C (Control-C)..
Press <ENTER> or <RETURN> to continue:
④
インストール先のディレクトリフルパスを入力して下さい。リターンを押すと規定値(カレントディレク
トリ)がそのまま指定されます。
IMSL Installation
Enter the directory where you want to install the
IMSL products.
[/usr/local/vni]:
⑤ メッセージが表示されるので、OK の場合は”y” を、変更する場合は”n”を入力します。”y”は ⑥
へ進み、”n”は ④ へ戻ります。
The directory where you want to install is
/usr/localvni
Is this correct ([Y]/N)? Y
6
⑥ リターンを押して先に進んで下さい。
IMSL Installation
The Options Menu that follows this message contains options that
allow you to select modules for each supported environment, select
Online Documentation and Demo modules, execute a complete installation
(all modules), execute an Online Documentation only installation,
or show the selected modules.
Choosing a 'Select...modules' option from the Options Menu gives you
a list of modules and allows you to toggle them between selected and
not selected.
This installation procedure selects certain modules by default. To
view the default modules, choose the 'Show selected modules' option
from the Options Menu prior to selecting or deselecting any modules.
Press <ENTER> or <RETURN> to continue:
⑦ インストールメニューが表示されます。デフォルトでは、”Installation Files”、”VNI License
Manager files”、”C Numerical Library Online documentation”のみインストールされ
る設定になっていて、IMSL C ライブラリ本体はインストールされません。
媒体によって表示される項目は異なりますが、下記の画面でいえば、1)~4)のメニューからインス
トールする製品を選択する必要があります。
ここでは SUSE11 に 1)の Linux(IA32)をインストールする場合を例にして説明します。
”1”を入力しリターンを押します。
IMSL Installation
Options Menu:
1) Select Linux (IA32) modules
2) Select Linux (x64) modules
3) Select Solaris (x64) modules
4) Select Documentation modules
5) Select all modules
6) Deselect all modules
7) Install Online Documentation ONLY (deselects all other modules)
8) Show selected modules
x) Exit Options Menu -- continue with install
Space Required For Selected Modules: 178781 KB Enter option: 1
7
⑧ サブメニューが表示されます。ここでは SUSE11 にインストールを行う例なので、”1”を入力しリタ
ーンを押します。
IMSL Installation
linux modules:
ENV
NUM
DESCRIPTION
---
-----------
1
SuSE 11 SP1 (IA32)/gcc 4.3.4
2
Red Hat 6 (IA32)/gcc 4.4.4
Enter the number of the environment whose options you want to select and
press RETURN. Press RETURN without input to go back to the Options Menu.
Enter option: 1
⑨
MKL が利用可能な製品の場合は、MKL についての注意書きが表示されます(3ペー ジの注
をご参照下さい)。リターンを押して先に進みます。
IMSL Installation
This installation gives the installer the option of installing an
additional version of IMSL C Numerical Library which leverages the
Intel(R) Math Kernel Library (MKL) to enhance performance in functions
that use BLAS, FFTs, or LAPACK routines. Note that MKL is not covered
by the IMSL License Agreement. Go to www.intel.com to obtain more
information on Intel's MKL License Agreement.
By selecting the MKL-enabled version of the IMSL libraries,
both the standard IMSL and MKL-enabled versions will be installed
and the LINK_CNL environment variable will link with the
MKL-enabled versions of the libraries.
By choosing not to select the MKL-enabled versions, only the
standard IMSL version of the libraries will be installed and the
LINK_CNL environment variable will link with the standard IMSL
versions of the libraries. No link environment variables will
be created for the MKL-enabled versions of the libraries. Refer
to the README files referenced at the conclusion of the installation
By default the MKL-enabled version of the libraries are not selected.
Press <ENTER> or <RETURN> to continue:
8
for more information.
⑩ CUDA が利用可能な製品の場合は、CUDA についての注意書きが表示されます(3ペー ジ
の注 2 をご参照下さい)。リターンを押して先に進みます。
IMSL Installation
This installation gives the installer the option of installing an
additional version of IMSL C Numerical Library which leverages
the NVIDIA CUDA(TM) architecture to enhance performance in functions
that use BLAS and FFT routines. Note that the NVIDIA CUDA architecture
software supplied with this installation is not covered by the IMSL
License Agreement. Go to www.nvidia.com to obtain more information
on NVIDIA's CUDA License Agreement.
By selecting the CUDA-enabled version of the IMSL Library,
a CUDA-enabled version of the IMSL Library will be installed
in addition to the other IMSL Library options.
Refer to the README files referenced at the conclusion of the
installation for more information.
By default the CUDA-enabled version of the libraries are not selected.
Press <ENTER> or <RETURN> to continue:
⑪ オプションメニューが表示され、このメニューが表示された時点で下記のように MKL を使用しない環
境(メニューの1と2)がインストールされる設定にデフォルトが変更されます (※注1)。特に理
由がなければ MKL ありの環境(メニューの3と4)もインストールして下さい。左側のメニュー番号
を入力することによって、”YES”、”NO”が逆転します。
IMSL Installation
1 YES 25390
C Numerical Library, SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Static
2 YES 22445
C Numerical Library, SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Shared
3 NO 419131 C Numerical Library(MKL-enabled), SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Static
4 NO 416057 C Numerical Library(MKL-enabled), SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Shared
5 NO 233946 C Numerical Library(CUDA-enabled), SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Static
6 NO 231000 C Numerical Library(CUDA-enabled), SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Shared
To toggle modules between SELECTED and NOT SELECTED, enter the
numbers of the modules (i.e. 1 2) and press RETURN. Enter ALL
to select all modules listed. To get to the previous menu press
RETURN or ENTER. (In the INST column, YES indicates the module is selected): 3 4
この場合は間にブランクを入れて、『3 4 』と入力します。
9
⑫ 3、4 が”YES”になって、MKL ありの製品もインストールされる設定になります。
IMSL Installation
1 YES 25390
C Numerical Library, SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Static
2 YES 22445
C Numerical Library, SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Shared
3 YES 419131 C Numerical Library(MKL-enabled), SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Static
4 YES 416057 C Numerical Library(MKL-enabled), SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Shared
5 NO 233946 C Numerical Library(CUDA-enabled), SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Static
6 NO 231000 C Numerical Library(CUDA-enabled), SuSE Linux 11 SP1 (IA32), gcc Compiler v4.3.4, Shared
To toggle modules between SELECTED and NOT SELECTED, enter the
numbers of the modules (i.e. 1 2) and press RETURN. Enter ALL
to select all modules listed. To get to the previous menu press
RETURN or ENTER. (In the INST column, YES indicates the module is selected):
リターンのみ入力すると前の画面に戻ります。
ENV
NUM
DESCRIPTION
---
-----------
1
SuSE 11 SP1 (IA32)/gcc 4.3.4
2
Red Hat 6 (IA32)/gcc 4.4.4
Enter the number of the environment whose options you want to select and
press RETURN. Press RETURN without input to go back to the Options Menu:
※注1)オプションメニューを表示すると、その表示されたオプションメニューの製品は自動的にインス
トールされる設定に変わりますので、インストールしない製品のオプションメニューは表示しないよ
うにして下さい。インストールしない製品のオプションメニューを誤って表示してしまった場合は、
必ずオプションメニューの”YES”を”NO”に手で修正して下さい。
※注2)CUDA4.0 対応の GPU 環境を持つシステムの場合は、CUDA ありの環境(メニューの5と6)も
利用可能です。IMSL C ライブラリで CUDA を利用する場合はインストールして下さい。
各メニューでは何も入力せずにリターンのみ押すと、一つ前の画面に戻ります。
10
⑬ “8) Show selected module” を指定すると、インストールする製品の一覧を見ることもできま
す。全ての指定が 終わったら、”x” を入力して Enter を押して下さい。
※注)下の画面での”5) Select Documentation modules”は、オンラインドキュメント『のみ』を
イ ン ス ト ー ル す る 場 合 以 外 は 、 絶 対 選 択 し な い で 下 さ い 。 も し 誤 っ て ”Select Documentation
modules”を選択した場合は、 Ctr+C を押してインストーラを終了させ、6ページ「3-3.インスト
ーラの起動」からやり直して下さい。
IMSL Installation
Options Menu:
1) Select Linux (IA32) modules
2) Select Linux (x64) modules
3) Select Solaris (x64) modules
4) Select Documentation modules
5) Select Documentation modules
6) Install all modules
7) Install Online Documentation ONLY (deselects all other modules)
8) Show selected modules
x) Exit Options Menu -- continue with install
Space Required For Selected Modules: 1123874 KB
Enter option:
⑭ インストールに必要なディスクサイズと、現在の空きディスクサイズが表示されます。
問題がなければ”C”を、戻る場合は”M”を入力して Enter を押して下さい。
IMSL Installation
The installation that you have selected requires 1123874 KB of disk space.
It appears that you only have 21% KB of disk space. This is
insufficient for the installation to complete successfully. You must
either go back and deselect some options or rerun the installation and
specify a different location for the IMSL products.
Enter C to continue with the installation, Q to quit the installation,
or M to modify the selected modules:
11
⑮ ライセンス番号の入力が求められますが、デフォルトの”999999”のままリターンを押して下さい。リ
ターンを押すとインストールが開始されます。
IMSL Installation
Enter your six-digit Rogue Wave Software license number.
If you are an evaluation site, the license number is 999999.
License Number [999999]:
⑯ 次のメッセージを表示して、インストーラは終了します。
The IMSL files have been loaded to disk.
The installation program has successfully completed.
Complete the installation by following the instructions
located in the file README located in the directory
/usr/local/vni/imsl/ <product> / <arch>/notes.
Here <arch> is the environment mnemonic for the installed product(s)
and <product> is either fnlxxx and/or cnlxxx depending
on whether you installed IMSL Fortran Numerical
Library or IMSL C Numerical Library respectively. Here xxx
represents the version number of the product. These
files contain important information on the installation
and use of the products.
Before using any IMSL product the user will be required to reference
the README files documented above. The file contains important
information on using the products.
Users familiar with our products may want to refer to the instructions
in the file QuickStart for abbreviated, less detailed, instructions.
⑰ CD/DVD 版の場合は CDROM を取り出します。取り出し方は 3 ページをご参照下さい。
ダウンロード版の場合は、インストーラを削除して下さい。
12
4.環境設定
使用しているシェルにあわせて、下記コマンドを実行して下さい。
bsh, ksh, bash の時 . <MAINDIR>/imsl/cnl800/<ENV>/bin/cnlsetup.sh
csh の時
source <MAINDIR>/imsl/cnl<VER>/<ENV>/bin/cnlsetup.csh
※ <MAINDIR>は IMSL インストールディレクトリ
<ENV> は2ページの表にある『製品種別略称』の値を指定して下さい。
IMSL 製品を使用する前は、ログインやターミナルを立ち上げるごとに必ずこの環境変数の設定を行
なう必要があります。
各ユーザーの.bashrc や.cshrc 等に 設定しておくことをおすすめします。
13
5. ライセンス設定
2 ページの表の備考欄で「ライセンスマネージャー無」と書かれた製品以外は、ご使用の前にライセンス
の設定が必要です。ご契約内容にあわせて、次のとおり設定をお願いします。
5-1.トライアルライセンスの場合
弊社からお送りした日付制限つきのライセンスファイルを、そのまま<MAINDIR>/license に、
license.lic のファイル名で書き込んで下さい。
5-2.正式ライセンスの場合
①
マシン情報の取得
『4.環境設定』を行った後、次のコマンドを実行して下さい。
> cd $LICENSE_DIR/bin
> ./get_host_info
“get_host_info: completed successfully”とメッセージが出力され、カレントディレクトリ
に hostinfo.<ホスト名>というファイルが作成されますので、このファイルをメールに添付して、
ライセンス番号(N…から始まる6桁のシリアル番号)と共に [email protected] まで
お送りください。折り返し弊社よりライセンスファイルをお送りします。
※注意事項:クラスタマシンの場合は、各 CPU の hostinfo.<ホスト名>ファイルが必要です。CPU 数が多す
ぎ て 作 業 が 困 難 な 場 合 ( 目 安 と し て 15 ~ 20CPU 以 上 ) は 、 弊 社 営 業 担 当 ま た は サ ポ ー ト
([email protected])までご相談下さい。
② ライセンスファイルの登録
弊社から送られたライセンスファイル(数行のテキストファイル)を、
<MAINDIR>/license の下に、license.lic のファイル名で書き込んでください。
<ライセンスファイルの形式>
SERVER HOST1 421814d9 27000
DAEMON VNI /usr/local/vni/license/bin/VNI
FEATURE CMATH VNI 8.000 01-jan-00 1 ACB8A08DB1E5AB5EFD59 ""
FEATURE CSTAT VNI 8.000 01-jan-00 1 ACC8A08DB1E3AB5EFF59 ""
※
ライセンスファイル中にディレクトリパスの記述がありますが、これは実際にインストールしたディレクトリ名などに修正
する必要はありません。
14
マルチユーザーノードロック契約の場合は、これでライセンスの設定は終了です。『6.動作確認』
にお進み下さい。
フローティング または シングルノードロック 契約の場合は、ライセンスデーモンを実行する必要があ
ります。引き続き③、④を行って下さい。
③ ライセンスデーモンの実行
VNI_LICENSE_MGR コマンドを入力するとライセンスデーモンが立ち上がります。
注意 1)このコマンドは二回以上実行しないでください(エラーになります)。再度実
行したい時は、LMDOWN もしくは kill コマンドで lmgrd、VNI のジョブを確実
に終了させてから行なってください。
注意2)ライセンスデーモンは、マシンがシャットダウンされるまで有効です。ログ
イン毎に、VNI_LICENSE_MGR を実行する必要はありません。
④ライセンスデーモンの確認
LMSTAT コマンドを入力するとライセンスデーモンの状況が表示されます。
ライセンスデーモンの実行が正常な場合は下記のようなメッセージが出力されます。
License server status (License file: <MAINDIR>リ/license/license/lic):
マシン名: license server UP (MASTER)
Vendor daemon status (on hp):
VNI (v11.5): UP
5-3.ライセンスデーモンの終了
1) 通常の終了方法
デーモンは立ち上げ後は特に操作する必要はありませんが、なんらかの理由で終了させる必要がある
場合は ”LMDOWN” コマンドを入力すると、終了確認のメッセージが出力されますので、”y” を入力
して下さい。
終了メッセージの例:
> LMDOWN
lmdown - Copyright (c) 1989-2005 Macrovision Europe Ltd. and/or Macrovision Corp
oration. All Rights Reserved.
[email protected]
Vendors
1) [email protected]
VNI
Are you sure (y/n)? y
1 FLEXlm License Server shut down
15
2) トラブル時のデーモン終了方法
通常は 1) の LMDOWN コマンドでデーモンは終了しますが、マシントラブル時やデーモンを 2 回実
行してしまった時などは、LMDOWN で終了できない場合もあります。その場合は次の方法でデーモン
を確認し、終了させて下さい。
(a) デーモンの確認
ライセンスデーモンは、サーバーデーモン lmgrd、ベンダーデーモン VNI の二つのデーモンがあります。
それぞれの実行の有無を、次のように ps と grep コマンドを組み合わせて確認します。
lmgrd が実行されていて、VNI が実行されていない場合の例:
> ps –le | grep lmgrd
user1 19003
1 0 13:09:15 pts/7.0:00 /usr/local/vni/license/bin/bin.solaris/lmgrd
> ps –le | grep VNI
← 実行されていない場合は何も出力されません
>
(b) デーモンの終了
“kill -9 ジョブ番号”コマンドでデーモンを終了します。
※ 注 1 lmgrd は他のアプリケーションでも実行している可能性があります。終了する際、IMSL のディレクトリ
から実行されている lmgrd であることを確認して下さい。
※ 注 2 lmgrd、VNI の二つのデーモンを終了させる場合は、lmgrd から先に終了して下さい。lmgrd は
VNI を呼び出しているため、VNI を先に終了させると lmgrd から VNI が再立ち上げされてしまうこ
とがあります。
コマンド入力例:
> kill -9 19003
>
← 正常に終了した場合、メッセージは出力されません。
16
5-4.フローティングライセンスでのクライアントの設定
フローティングライセンスによって同一ネットワーク上の別のマシンで IMSL C ライブラリを使用する場合は、サ
ーバー(ライセンスマネージャーを実行しているマシン)と同様に IMSL C ライブラリをインストールしたのち、
IMSL C ライブラリ<MAINDIR>/license の下にサーバー側で設定した license.lic ファイルをコピーして
ください。クライアントマシンでは、ライセンスマネージャーの実行は必要ありません。
クライアント側のライセンス設定は通常は上記で終了ですが、できればさらにライセンスファイルを次のように書
き換えることをお勧めします。
① ライセンスファイルの一行目の”SERVER”行以外を全て削除する。
② 二行目に”USE_SERVER”と記述する。
クライアントライセンスファイル例:
SERVER HOST1 421814d9 27000
USE_SERVER
このような修正を行うと、クライアントは製品の種類や契約内容についてはサーバーのライセンスファイル
を参照します。それによって今後はサーバーマシンが変わらないかぎり、製品の種類や契約内容が変
更になってもクライアント側のライセンスファイルは修正する必要がなくなります。
尚、サーバーのホスト名をクライアントマシンが認識できない場合は、ライセンスファイルの一行目のサーバ
ーホスト名を、サーバーIP アドレスに書き換えて下さい。
変更例: SERVER HOST1 421814d964 27000
↓
SERVER 10.200.9.153 421814d964 27000
17
6.動作確認
6-1.基本的なコンパイル・リンク方法による動作確認
IMSL C ライブラリの動作確認方法は次のとおりです。
1)
cd <MAINDIR>/imsl/cnl800/<ENV>/examples/validate
※ < MAINDIR > は IMSL インストールディレクトリ
※ <ENV> は2ページの表の『製品種別略称』の値を指定して下さい。
2)
$CC -o cmath $CFLAGS cmath.c $LINK_CNL
$CC -o cstat $CFLAGS cstat.c $LINK_CNL
3)
./cmath
./cstat
各実行結果が、同一ディレクトリ内の README と同じなら正常動作です。
尚、正常動作時でも ” *** TERMINAL Error” と出力がありますが、これはエラーメッセージファイ
ルへの参照をチェックするためにわざと出力させているので、README と同じであれば問題ありませ
ん。
<注意事項> SELinux(Security-Enhanced Linux)では、実行時に次のようなエラーが発生するこ
とがあります。
実行モ ジュ ール 名 :error while loading shared libraries: システ ムラ イブ ラリ 名 : cannot
restore segment prot after reloc: Permission denied
その場合は、root で次のコマンドを実行し、セキュリティレベルを変更して下さい。
/usr/sbin/setenforce 0
6-2.別種のリンクによる動作確認
IMSL ライブラリには複数の種類のリンク方法があります。『6-1.基本的なコンパイル・リンク方法に
よる動作確認』の 2)の、$LINK_CNL を他の環境変数に変更することによって、別種のリンクが行え
ます。リンク用環境変数の種類は次のとおりです。
環境変数
リンク内容
$LINK_CNL
Shared リンク、ベンダーライブラリを使用
$LINK_CNL_STATIC
Static リンク、ベンダーライブラリを使用
$LINK_CNL_IMSL
Shared リンク、IMSL BLAS を使用
$LINK_CNL_STATIC_IMSL
Static リンク、IMSL BLAS を使用
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(注)MKL ありの製品で、インストール時に” MKL-enabled”版を選ばなかった場合は、$LINK_CNL、
$LINK_CNL_STATIC
は
MKL
を 使 用 し な い リ ン ク ( $LINK_CNL_IMSL 、
$LINK_CNL_STATIC_IMSL と同じ)となります。
各リンク用環境変数を使って、『6-1.基本的なコンパイル・リンク方法による動作確認』と同じ
ように validate/cmath.c、cstat.c の動作確認を行って下さい。
例:$CC -o cmath $CFLAGS cmath.c $LINK_CNL_STATIC
一般的にベンダーライブラリを使用すると性能が向上することがあります。ベンダーライブラリを呼び出す
リンクは、各ユーザーの環境で評価の上ご使用ください。
尚、各製品で使用しているベンダーライブラリは次のとおりです。
製品種別略称
ベンダーライブラリ名
備考
Intel Math Kernel Library
IMSL の環境に含まれている
susgc434x64
Intel Math Kernel Library
IMSL の環境に含まれている
rdhgc444i32
Intel Math Kernel Library
IMSL の環境に含まれている
susgc434i32
Intel Math Kernel Library
IMSL の環境に含まれている
susin121e64
Intel Math Kernel Library
コンパイラの環境に含まれている
lnxin121avx
Intel Math Kernel Library
コンパイラの環境に含まれている
clecr816e64
Cray LibSci Library
コンパイラの環境に含まれている
clein130e64
Intel Math Kernel Library
コンパイラの環境に含まれている
solss122e64
Sun Performance Library
コンパイラの環境に含まれている
solss122s64
Sun Performance Library
コンパイラの環境に含まれている
rdhgc444x64
また、IMSL C ライブラリは使用するルーチンによってはリンクの方法にかかわらず OpenMP 並列で実
行されることがあります。
OpenMP 並列で実行するためには、実行前に次の環境変数を設定する必要があります。
csh の場合 : setenv OMP_NUM_THREADS
使用する CPU 数
※ OS が solaris の場合、次の行も設定が必要な場合があります。
setenv PARALLEL
使用する CPU 数
sh, ksh,bash の場合: OMP_NUM_THREADS=使用する CPU 数
export OMP_NUM_THREADS
※ OS が solaris の場合の場合、次の行も設定が必要な場合があります。
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PARALLEL=使用する CPU 数
export PARALLEL
6-2.CUDA を使用した動作確認
CUDA4.0 対応の GPU 環境を持つシステムでは、IMSL C ライブラリから CUDA を呼び出すことができ
ます。CUDA を使用した動作確認方法は次のとおりです。
1) cd <MAINDIR>/imsl/cnl800/<ENV>/examples/validate
※ < MAINDIR > は IMSL インストールディレクトリ
※ <ENV> は2ページの表の『製品種別略称』の値を指定して下さい。
2) $CC -o cuda $CFLAGS cuda.c $LINK_CNL_CUDA
※$LINK_CNL_CUDA は shared リンク。
$LINK_CNL_STATIC_CUDA を使用すると static リンクになります。
3) ./cuda
The IMSL version of SGER was used.
The CUDA version of SGER was used.
上記の2行が出力されたら正常動作です。
以上で IMSL のインストールは終了します。
ライセンスデーモンを実行している場合は、マシンの立ち上げ毎にライセンスデーモンの実行が必要となります。
マシンのスタートアップファイルで、デーモンの立ち上げを指定することをお勧めします。スタートアップファイルの指
定は、各 OS のマニュアル等をご参照ください。
7.オンラインドキュメントほか
<MAINDIR
>/imsl/cnl800/help の下にオンラインドキュメントがあります(HTML 版と PDF 版)。
また、<MAINDIR >/imsl/cnl800/<ENV>/notes の下に、以下のファイルがあります。ご参照下
さい。
QuickStart
インストール、使用方法などの概要
README
インストール、使用方法等詳細
README.<ENV> その環境特有の情報について
Release_Notes
8.0 の新規ルーチン、バグ修正情報など
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8.IMSL 製品に関するお問い合わせ
本インストールガイドに関するご質問及び IMSL 製品のインストールトラブルに関する
ご質問は下記まで、E-mail、弊社ホームページの技術サポートフォーム、または FAX にてお問い合わ
せください。
尚、その際弊社発行のライセンス番号をお知らせくださいます様お願いいたします。
[お問い合わせ先]
ローグウェーブ ソフトウェア ジャパン㈱ カスタマーサポートセンター
技術サポートフォーム http://www.roguewave.jp/forms/tech_sprt_request.html
E-mail [email protected]
FAX
(03)5211-7769
[受付時間]
年末年始 (12/30~1/3)、祝祭日、弊社創立記念日(7 月第 2 月曜日)を除く
月曜日~金曜日の 10:00~17:00
[お知らせ頂く内容]
・ ライセンス番号
・ 所属機関、部署名
・ ご担当者名
・ ご連絡先:E-mail、電話番号、FAX 番号
・ お問い合わせの内容、トラブル内容
・ ご使用環境(OS の種類、バージョン)
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